文化財の数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 09:02 UTC 版)
「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「文化財の数」の解説
2010年、大韓民国文化財庁は韓国国外に流出した文化財は、搬出手段が合法か違法であったかにかかわらず、18ヶ国、10万7,857点に及ぶとし、このうち日本が保管する文化財は6万1,409点で全体の半数以上としている。また韓国の調査によれば、日本には研究機関や寺社なども含め250ヶ所に文化財が所蔵されている。韓国マスコミでは、日本にある6万点あまりの朝鮮半島の文化財の全てを「略奪文化財」と位置づけている。 2014年10月、セヌリ党議員の李相逸は韓国の文化財で国外にあるものが15万6160点、日本にある文化財が6万6824点で、全体の43.3%で海外で第一の保有国になっているとした。日本に続いては、米国でメトロポリタン博物館など4万2325点、ドイツに1万727点、中国8278点、英国7954点、ロシア4067点、フランス2896点、台湾2881点、カナダ2192点、オーストリア1511点とされた。 2014年時点で返還された文化財は9760点とされ、そのうち5139点が2001年以降に返還されたものとされた。 セヌリ党議員の李相逸は、文化財返還は政府の努力より民間による努力によってなされる場合が多いと述べて、民官合同で返還につなげるタスクフォース運営を提案した。
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