文化財の指定、保持者・保持団体の認定とは? わかりやすく解説

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文化財の指定、保持者・保持団体の認定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 08:01 UTC 版)

重要無形文化財」の記事における「文化財の指定、保持者・保持団体の認定」の解説

重要無形文化財の指定対象無形の「わざ」そのものである。指定にあたっては、たとえば「人形浄瑠璃・文楽」「能楽のような芸能、「備前焼」「彫金のような工芸技術といった無形の「わざ」を重要無形文化財指定するとともに、その「わざ」を高度に体得している個人または団体保持者・保持団体として認定する(「指定」と「認定」の差異注意)。 認定に際しては、「わざ」を高度に体得し体現している個人個別認定する各個認定」、2人上の者が一体となって「わざ」を体現している場合に、保持者の団体の構成員を総合的に認定する総合認定」、「わざ」の性格個人的特色薄く、かつ、多数の者が体得している「わざ」が全体として1つ無形文化財構成している場合に、その人々が構成員となっている団体認定する保持団体認定」の3種がある。 重要無形文化財保持者として各個認定された者を一般に人間国宝という。「総合認定」の例としては、「雅楽」における宮内庁式部職楽部部員、「能楽」における社団法人日本能楽会員などがある。「保持団体認定」の例としては、輪島塗技術保存会本場結城紬保存会本美濃紙保存会などがある。

※この「文化財の指定、保持者・保持団体の認定」の解説は、「重要無形文化財」の解説の一部です。
「文化財の指定、保持者・保持団体の認定」を含む「重要無形文化財」の記事については、「重要無形文化財」の概要を参照ください。

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