文化財の保管や回収後の杜撰な管理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 09:02 UTC 版)
「朝鮮半島から流出した文化財の返還問題」の記事における「文化財の保管や回収後の杜撰な管理」の解説
韓国の国立文化財研究所による2014から2015年まで調査で紙類の国宝・文化財の56.6%は保存処理が必要な摩耗や綴じ・カビがある酷い状態だと診断された。 日本に「略奪された」と韓国ではされていた国宝の高麗時代の石塔が、1957年に修復された後に韓国の国立中央博物館に2016年に報道されるまでずっと眠っていたことが判明した。修復の記録も残っておらず、修復後に博物館の収蔵庫にしまわれていたのを2013年に博物館側は発見していたが、韓国の文化財庁には通知せずにいた。そのため、「日本略奪説」が韓国では当然視されていた文化財が実際には収蔵庫に放置されていたため、韓国の文化財管理は杜撰だと指摘された。
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