文化財への被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:56 UTC 版)
法隆寺は寺内各建物に安置された多くの仏像が破損したり転倒したりし、この地震で最も被害を受けた寺院であった。寺院を取り囲む築地塀なども所々崩れたが、世界最古の木造建築物自体にはほとんど破損がなく、その建築手法を賞賛する声も聞かれた。 奈良市内では、薬師寺は厚さ50センチメートルの壁が10メートルほど崩れたほかは伽藍には大きな被害はなかったが、すぐ近くの唐招提寺では土壁が2か所で崩壊し、礼堂の東側側壁が破損、中央伽藍の基台に亀裂、経蔵の屋根の破損、灯籠数基が倒れるなどした。春日大社では石灯籠が10基ほど倒れたが(春日大社の石灯籠は1,600余りあり、何基倒れたという記録が過去の地震の揺れを推測する目安にされる)、東大寺は転害門の壁がわずかに崩れ瓦が少し飛んだ程度の被害で済んでいる。 震源に近い地域では、當麻寺では金堂に安置された国宝(現重要文化財)多聞天像掌中の多宝塔が落ちた他、中之坊庭園の石灯籠がことごとく倒壊、あずまやも倒れそうな状態であったが、堂塔の被害はなかった。また香芝春日神社には、この地震で被害を受けた社殿を改修した記念碑が残っている。
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文化財への被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:26 UTC 版)
「令和元年8月の前線に伴う大雨」の記事における「文化財への被害」の解説
桑原家住宅(国登録有形文化財・武雄市朝日町) - 床上浸水 肥前陶器窯跡・錆谷窯跡(国史跡・武雄市武内町) - 側面の表土が縦横約6メートルの範囲で崩落 蕨野の棚田(国重要文化的景観・唐津市相知町) - 水路崩壊等により土砂が農地へ流入。
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文化財への被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 08:46 UTC 版)
これらの空襲で、高知城の一部が被害を受け、坂本龍馬の生家など江戸時代以来の高知市の貴重な街並みが失われた。
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