数度の改築
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 23:50 UTC 版)
1976年以来、北京駅は切符管理のコンピュータシステム、テレビモニター、ワイヤレス通信、自動放送システムを導入して近代化を図ったり、プラットホームの有効長を497~603mに延長し、拡大する需要に応えてきた。1988年には北京駅広場に上海電鐘廠製の屋外大型映像装置が設置された。 1996年の暑運(中国語版)の時期に磁気自動券売機を試験導入したが、結果は思わしくなく正式に導入されることはなかった。 1998年5月から1999年9月まで鉄道部と北京市は耐震工事を行うと同時に、中央空調システム、発車標を導入した。2003年6月18日より北京駅の拡張工事が行われ、7・8番ホームの新設、3本の列車到着・発着線を増設、床面積を20,513平方メートル増加、アーチ形のホーム屋根を設置、1~6番ホームのホーム高さを1.2mに高床化、西側に到着線を延長、南側の高架降車通路の延長が行われた。2004年7月12日に北京駅の拡張工事が一段落した。 2008年6月、北京オリンピックによる外国人利用客の増加に備え、駅舎に掲げられている駅名の下に英語名「Beijing Railway Station」を追加し、出入口、切符売り場の案内看板に英語を追加した。2008年7月には北京南駅が京津都市間鉄道の始発駅として完成したことで、ターミナル機能がさらに分散され、北京駅のダイヤへの圧迫が軽減された。 さらに、北京駅と北京西駅を繋ぐ北京地下直径線が2005年12月に竣工し、2013年7月に開通した。開通後、頭端式ホームの一部を直通運行可能な島式・単式ホームに変更し、京哈線~京広線を経由する列車の運行が可能になった。
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