数度のカップ獲得と低迷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:01 UTC 版)
「マンチェスター・シティFC」の記事における「数度のカップ獲得と低迷」の解説
シティは1930年代を最後に、長きに渡りタイトルから遠ざかり1部と2部を行き来するクラブになった。1955年にFAカップ決勝に進出しニューカッスル・ユナイテッドに敗れるも、翌年再び決勝に進出しバーミンガム・シティを3-1で破り3度目の優勝を果たす。しかしクラブは低迷し3部に落ちることもあった。1968年、ニューカッスル・ユナイテッドを破ってコミュニティ・シールドを制し、翌年にレスター・シティを破り13年ぶりのFAカップ優勝を遂げる。1970年にUEFAカップウィナーズカップを初優勝し、更に国内でもリーグカップを制しダブルを達成した。1976年に再びリーグカップを制した。 1979年には当時の移籍金記録を破る1450万ポンドでスティーブ・ダーリーを獲得するなど積極的に補強するも、リーグでは上位に浮上できないシーズンが続いた。 1980年代に入ると暗黒時代に突入することになる。これまでの強みだったカップ戦でも優勝することができなくなり、チームは2部、3部と落ちていった。シティは80年代から00年代にかけてタイトルとは無縁の生活を送ることとなり、隣の宿敵マンチェスター・ユナイテッドが長い低迷の後、アレックス・ファーガソンを招聘して世界的な強豪になっていくのをただ見ていくだけとなった。2003年、約80年に渡りメインスタジアムとして使用していたメインロードからシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムへ移った。
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