政治・社会的姿勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 04:04 UTC 版)
世界的な人気にもかかわらず、広告などのタイアップの使用を拒否し楽曲のメディアでの使われ方に保護的な姿勢を保っていた。過去にはゲータレードやコカ・コーラ、ギャップから「Yellow」、「Trouble」、「Don't Panic」の楽曲使用を求めて数億円の契約を持ちかけられているが、すべて断っている。クリスによると「企業戦略に僕らの曲が使われてしまうと、バンドの方向性を見失ってしまう可能性がある。」と語っていたが、2008年、アルバム、美しき生命:VIVA LA VIDA リリース時に、アルバムプロモーションの意味合いも兼ねて、アップルのiPod+iTunesのCMにメンバー自身も出演する形で「Viva La Vida」が使用された。 コールドプレイはアムネスティ・インターナショナルの支持者である。また、クリスは発展途上国から先進国に対する輸出を中心とした公正な商品の取引を推進しようとするフェアトレード推進活動の目立った貢献者の一人で、2005年にスコットランドで行われた先進国首脳会議にむけて活動していたオックスファムの「Make Trade Fair」キャンペーンの参加者であった。クリスは実際にオックスファムの会員として実態調査を行い、広報活動を展開、またコールドプレイのライブにおいても「Make Trade Fair」のリストバンドを付けるなど、活発な支持者である。 2004年には民主党の大統領候補だったジョン・ケリーを支持した。クリスはアメリカ国民ではないが、妻のグウィネス・パルトローはアメリカ合衆国出身のためロサンゼルス、ロンドン両方に居住している。 初期のころはバンドの利益10%は慈善団体に寄付することをメディアに宣言していた。ガイは、「一人でも多くの人間に呼びかければ問題に気づくのさ。それが僕らにとっては容易な事だからね。もしそれで人を助けることができるのなら、そうしたいんだ。」と語っている。
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