戸川堰堤
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文化財としての特徴 |
水無川は、北伊豆地震を起因に土石流が発生したため、震災直後の昭和7年より直轄事業として砂防工事が着手され昭和13年に県に引き継がれた。 その後、県により水無川改修計画をたて本川に昭和15年より通常砂防事業として着手した。 本堰堤は、堤体表面を谷積、隅部を五角形に切り取った切石で丁寧につられており、完成後61年経過しているが施設効果に衰えはない。また、県立公園内に位置しており、現在では公園水辺広場として活用されている。 |
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戸川堰堤
名称: | 戸川堰堤 |
ふりがな: | とかわえんてい |
登録番号: | 14 - 0077 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 重力式コンクリート造堰堤、堤長189m、堤高8m、副堰堤及び下流両側護岸付 |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和16/昭和25嵩上げ |
代表都道府県: | 神奈川県 |
所在地: | 神奈川県秦野市堀山下・戸川 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 昭和13年度から同28年度の県事業による。 |
施工者: | |
解説文: | 水無川の中流域に位置する。堤体表面を谷積,隅部を五角形に切り取った切石で丁寧につくる。堤体全体に及ぶ嵩上げ部分は,コンクリート造としつつも堤体表面を下部と同様の谷積石張とし,全体で一体的な外観を形成する。現在,公園水辺広場の施設として活用。 |
固有名詞の分類
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