戦後・東京対東北各都市間での優等列車の展開
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1946年11月 上野 - 仙台間東北本線経由の急行109・110列車が設定される。 1947年1月 石炭事情の悪化により109・110列車運休。6月には石炭事情の好転に伴い運行復活。 1948年7月1日 ダイヤ改正により109・110列車の列車番号を103・104列車に変更。仙台以北を不定期運転とすものの運行区間を上野 - 青森間に延長。 1950年10月 103・104列車の列車番号を101・102列車に変更。運行区間は上野 - 仙台間であるが、仙台で一部車両を上野 - 青森間常磐線経由の「みちのく」へ併結としたことで青森発着となる。翌11月には101・102列車に「青葉」の愛称が与えられる。当列車は上野 - 仙台間のほかに会津若松・院内・秋田発着車両が連結される多層建て列車としての側面を有していた。 1954年10月 上野 - 仙台間の急行「松島」運行開始。 1956年11月17日 ダイヤ改正により以下の変更を実施。上野 - 盛岡間常磐線経由不定期急行「いわて」運行開始。 「青葉」の秋田発着編成を分離し「鳥海」とする。「青葉」は上野 - 青森間運行となる。 1958年(昭和33年)10月 ダイヤ改正により以下の変更を実施。「いわて」青森まで延長。 「青葉」「みちのく」の運行区間に変更に伴い、盛岡までの運行となる。 上野 - 仙台間の準急列車(愛称なし)を急行「吾妻」に格上げ。 上野 - 福島間運行に準急列車「あぶくま」運行開始。 1959年9月 上野 - 仙台間常磐線経由でキハ55系による日本初の定期ディーゼル急行「みやぎの」が運行を開始。 1960年6月 「松島」に上野 - 山形の急行「蔵王」を併結開始。上野 - 福島間夜行準急「しのぶ」運行開始。 同年10月 「いわて」東北本線経由となり定期列車化。
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