愛媛果試第16号とは? わかりやすく解説

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愛媛果試第16号【エヒメカシダイ16ゴウ】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第10485号
登録年月日 2002年 9月 4日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み 愛媛果試第16号
 よみ:エヒメカシダイ16ゴウ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 愛媛県
品種登録者の住所 愛媛県松山市一番町4丁目4番2号
登録品種の育成をした者の氏名 喜多景治重松幸典、薬師寺弘倫、石川啓、井上久雄
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「青島温州」にタンカン交配して育成されたものであり、果形が扁平、果重が中、果皮色が濃育成地(愛媛県松山市)では12月下旬成熟するかんきつである。姿はやや直立大きさは大、樹勢は強である。太さは中、節間長はやや長、とげの多少は無である。葉身の形紡錘形波状程度は弱、葉身大きさはやや小、葉身長は中、葉身幅はやや狭、網脈の鮮明度はやや明瞭である。翼葉の形痕跡葉柄長さ及び太さは中である。花序形成は単生、花(花蕾)の重さは軽、花弁の形は紡錘形長さは短、幅は中、色は白、数は5花糸分離程度分離花粉多少は少である。果実の形は扁平、果形指数はやや大、果頂部の形は陥没放射条溝の有無は有、凹環の有無不明瞭、果梗部の形はやや凹、放射条溝の多少は多である。果心の充実度は粗、大きさはやや大、果実重さは中、果皮の色は濃、油胞の大きさは小、密度はかなり密、凹凸は凹、果面の粗滑はやや滑、果皮厚さは厚、果皮歩合は大、剥皮難易はやや易である。じょうのう膜の硬さは中、さじょうの形はやや長、大きさは中、色は濃である。果汁多少は中、甘味及び酸味はかなり高、香気多少は多、種子数は少、胚の数は多胚である。発芽期及び開花期は晩、成熟期は晩で育成においては12月下旬である。隔年結果性はやや高、浮き皮果の発生はかなり少、裂果発生は無、貯蔵性は長である。「青島温州」と比較して甘味が高いこと、種子有ること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、昭和63年愛媛県果樹試験場松山市)において、「青島温州」にタンカン交配し得られ実生の中から交雑実生個体選抜平成2年高接ぎ行い特性の調査行って5年選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し11年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお、出願時の名称は「愛媛16号であった





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