愛媛果試第10号とは? わかりやすく解説

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愛媛果試第10号【エヒメカシダイ10ゴウ】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第10486号
登録年月日 2002年 9月 4日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み 愛媛果試第10号
 よみ:エヒメカシダイ10ゴウ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 愛媛県
品種登録者の住所 愛媛県松山市一番町4丁目4番2号
登録品種の育成をした者の氏名 喜多景治重松幸典、薬師寺弘倫、石川啓、井上久雄山口勝市、大和田厚、渡部悦也別府英治
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、はっさくに「川野なつだいだい」を交配して育成されたものであり、果形が扁平、果重が重、果皮色が黄の育成地(愛媛県松山市)では12月中下旬に成熟するぶんたん類である。姿は中間大きさは大、樹勢は強である。太さは中、節間長は短、とげの多少は無である。葉身の形紡錘形波状程度は弱、葉身大きさはかなり小、葉身長は短、葉身幅は中、網脈の鮮明度はやや明瞭である。翼葉の形紡錘形葉柄長さは短、太さは細である。花序形成総状、花(花蕾)の重さは中、花弁の形は紡錘形長さはやや短、幅は中、色は白、数は5花糸分離程度分離花粉多少は多である。果実の形は扁平、果形指数はやや大、果頂部の形は陥没放射条溝の有無は有、凹環の有無不明瞭、果梗部の形はやや凹、放射条溝の多少は多である。果心の充実度は中、大きさはかなり大、果実重さは重、果皮の色は黄、油胞の大きさ及び密度は中、凹凸は凹、果面の粗滑は粗、果皮厚さは厚、果皮歩合極大剥皮難易はやや難である。じょうのう膜の硬さは硬、さじょうの形は中、大きさは大、色は黄である。果汁多少は多、甘味は高、酸味は低、香気多少は少、種子数は多、胚の数は単胚である。発芽期及び開花期は中、成熟期はかなり早で育成においては12月中下旬である。隔年結果性は低、貯蔵性はやや短である。はっさく、「川野なつだいだい」、「サマーフレッシュ」及び「土佐文旦」と比較して成熟期早いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、昭和46年愛媛県果樹試験場松山市)において、はっさくに「川野なつだいだい」を交配し得られ実生48年接ぎ木し59年初結実、61年選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し平成11年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである。なお、出願時の名称は「愛媛10号であった





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