情報通信機器・電子部品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:26 UTC 版)
かつてはMSXやCD-RWドライブといったパソコンおよび関連製品を製造していたが、現在は撤退している。1995年(平成7年)に世界シェアの25%を誇ったハードディスクの磁気ヘッドも2000年(平成12年)に撤退している。 ルーター・ファイアウォール電子楽器の開発で培われた高度なデジタル信号処理技術を生かし、1987年(昭和62年)にアナログ回線用モデムLSIを発売して通信機器業界に参入した。当初は国内の販売実績が低かったが、米国で月当たりの販売数が20万となり通信用デバイスのヤマハの印象が定着した。その後、機能性の高いルータのRT100i、RTA50i、RTX1000などを数多く世に送り出し、国内で中規模ネットワーク向けのルータ販売数が高いシェアを占める。2005年に発売されたRTX1100はRTX1000の後継にあたり、定番とされていたが、最大NATセッション数が4096と少なくWebアプリケーションの普及などから端末毎の消費セッション数の増大もあり、2008年に発売されたRTX1200が後継した。 RTシリーズ SRTシリーズ RTXシリーズ FWXシリーズ(ファイアウォール) RTVシリーズ NetVolanteシリーズ L2スイッチ・L3スイッチSWXシリーズ 無線LAN アクセスポイントWLXシリーズ 会議システム同メーカーの持つ音声技術とネットワーク技術を組み合わせることによって、高品質な音声による会議システムを提供することを目玉とした製品群。2006年(平成18年)3月に世界初のアレイマイク/スピーカ一体型で高性能なエコーキャンセラーの搭載などを特徴とする、音声会議システムのPJP-100HとPJP-100UHをリリースし、10月にIPテレビ会議システムPJP-300Vなどを発売する。 PJPシリーズ
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