従来筐体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 19:56 UTC 版)
「beatmania IIDX」の記事における「従来筐体」の解説
1st styleからRootageまでの間にマイナーチェンジを重ねてきた筐体で、デザインは共通仕様となっている。また筐体は製造・出荷された時期によって通称が付けられることもあり、特にビッグマイナーチェンジが施された10th style以降にその傾向が目立つ。全ての従来筐体は平成と令和を跨ぎ、初代筐体は平成時代の20世紀と21世紀を跨いだ。 筐体の新規出荷やディスプレイ本体の出荷時期による推移が著しいワイドディスプレイは、1st style当時からの東芝製40インチ液晶リアプロジェクションテレビ「フェイス40」(40Z1P)、9th styleからGOLDまで36インチCRTがそれぞれ供給されていた。DJ TROOPERS以降は液晶パネルが供給されている。全ての液晶パネルは36インチCRTとほぼ変わらない画面サイズになるように配置されており、画面サイズが大きいほど筐体奥へと配置される。 メインスピーカーは内部にネオンランプが搭載されており、更にその上にはスポットライトが搭載されている。ネオンランプは、Lincleまでの筐体ではそのままネオン管を、tricoro以降の筐体ではLEDネオンを使用している。スポットライトは、SINOBUZまでの筐体ではハロゲンランプを、CANNON BALLERS以降の筐体ではLEDランプを使用している。 ワイドディスプレイの下にあるフロントパネルには、各プレーサイド用のスタートボタン、その中央に挟まれる形でエフェクタスライダとEFFECT ON/OFFボタンとVEFX changeボタン(それぞれ縮めてEFFECTボタンとVEFXボタン)、そしてスライダとボタンの上にプレー中の曲名などが流れるマーキー領域(記号、0〜9およびA〜Zの英字を表示できる16セグメントLEDが9つ並んでいる)が存在する。 9th style以降から搭載されているカードリーダーは、Lincleまで出荷された筐体ではサイドスピーカーの真下に後付けされており、tricoro以降に出荷された筐体とLincle以前の筐体に純正コンバージョンキットを用いてフロントパネルを交換・改造した筐体ではフロントパネルのスタートボタンとエフェクターデバイス、マーキー領域を挟み込む形で内蔵されている。ちなみに9th styleからHAPPY SKYまではエントリーカード用の磁気カードリーダー、DistorteDからResort Anthemまではe-AMUSEMENT PASS専用スロット式ICカードリーダーとして使われていた。Lincle以降はe-amusement pass・おサイフケータイ・電子マネー搭載流通系IC・交通系ICカード乗車券対応のタッチ式カードリーダーとなっており、CANNON BALLERS以降はAmusement ICにも対応。
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