弾幕系シューティングに近接する作品
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「弾幕系シューティング」の記事における「弾幕系シューティングに近接する作品」の解説
弾幕系シューティングの要素を部分的に持つ作品は多い。この項目では「弾幕系シューティングの亜種」をいくつか挙げる。 『バツグン』(1993年) ケイブの前身となる東亜プラン末期の作品。『首領蜂』とメインプログラマーが同一。メインコンセプトはそれまでのシューティングゲームに近似しているが、敵の激しい攻撃やある程度小さな自機の当たり判定などは弾幕系シューティングの萌芽を感じさせた。タイプCの機体はボタン連射で扇状弾、ボタン押しっぱなしで直進レーザーと、後の首領蜂シリーズのルーツ的要素も見て取れる。 『バトルガレッガ』(1996年) 1995年のアーケードゲームショーでのプロトタイプ発表時に圧倒的な弾量を披露。それを見た『怒首領蜂』の製作者が触発され、未曾有の弾幕を登場させる契機になったと言われる。 後期の彩京シューティング作品群 彩京はケイブと同時期に台頭し、弾幕系とは全く対照的な「彩京弾」と呼ばれる高速弾幕によって人気を確立したシューティングメーカーだが、1998年の『ガンバード2』、1999年の『ストライカーズ1945PLUS』『ストライカーズ1999』、2000年の『ドラゴンブレイズ』といった後期・末期の作品では弾幕系シューティング要素を取り入れた箇所が随所に見られる。その試みの多くは極端な高難度化に繋がってしまったため、必ずしも成功を収めたとは言い難いが、『ストライカーズ1945PLUS』などでは彩京弾と弾幕系が上手くミックスされた独特のゲーム性を生み出す成果を挙げている。 『斑鳩』(2001年) 一部の弾避け等で弾幕系シューティングに近い要素を含むが、敵弾吸収と一切パワーアップしない直進ショット・単発ショットによる精密な攻撃とパターン化が主軸であり、ボンバー使用・大火力攻撃を主とするスタンダードなシューティングとは立ち位置を異にしている。 『旋光の輪舞』(2005年) お互いが弾幕を放ち戦う対戦ゲーム。 『トリガーハート エグゼリカ』(2006年) プレイヤーの行動でボスの強さが変化し、その結果、ボスの放つ攻撃が弾幕になったりする。
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