座標系の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 22:35 UTC 版)
各系番号ごとの座標系原点の経緯度や適用区域など、具体的な定義は国土交通省告示で定められている。 地球楕円体面を平面に投影する図法は、正角図法であるガウス・クリューゲル図法を用いる。局所的縮尺のずれが±1/10000に収まるように、座標原点を通る子午線上の縮尺係数を0.9999に設定し、原則として基準子午線から東西約130kmの範囲で用いる。その上で、一部離島を除いて各都府県がひとつの座標系でカバーできるよう、また一部離島については個別にカバーするよう、19の座標系を設ける。なお告示文中では、南北方向(基準子午線方向)を北向きを正とするX軸、それに直交する方向を東向きを正とするY軸としている。投影の具体的表式は、公共測量に係る作業規程の準則や国土地理院の測量計算サイトに示されている。 「ユニバーサル横メルカトル図法#座標換算の簡略式」も参照
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