平面直角座標系
平面直角座標系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 07:21 UTC 版)
平面直角座標系とは、日本国内を測量するために策定された平面の直交座標系であり、地図投影法の一種である。狭い範囲を対象とした測量や大縮尺地図に使われる。公共測量において標準的に用いられるため公共座標系と称されることもある。横メルカトル図法の一種であるガウス・クリューゲル図法に基いている。
- ^ wikisource:ja:県の境界にわたる市町の境界の確定 (平成20年総務省告示第721号)
- ^ “平面直角座標系(平成十四年国土交通省告示第九号)”. 国土地理院. 2022年5月10日閲覧。
- ^ 北海道については各総合振興局・振興局ごとに区切られてもおらず、純粋に地理的範囲が考慮され適用区域が設定されている。
- ^ “測量法第34条で定める作業規程の準則 付録6 計算式集 2.9及び2.10”. 国土地理院. 2022年5月10日閲覧。
- ^ “経緯度を換算して平面直角座標、子午線収差角及び縮尺係数を求める計算”. 測量計算サイト. 国土地理院. 2022年5月10日閲覧。
- ^ “平面直角座標を換算して経緯度、子午線収差角及び縮尺係数を求める計算”. 測量計算サイト. 国土地理院. 2022年5月10日閲覧。
- ^ ドイツ、イタリア(it:Proiezione di Gauss-Boaga)、スウェーデン(en:Swedish grid)、フィンランド(Finnish Coordinate Systems)の独自座標系では赤道からの距離をそのまま使用する。オーストリア(de:Österreichisches Bundesmeldenetz)、スロベニアなど中欧諸国では赤道からの距離から5000kmを減じている場合がある。イギリス(en:Ordnance Survey National Grid)、アイルランド(en:Irish grid reference system)、ノルウェー、ポルトガルはガウス・クリューゲル図法使用で自国近傍に原点を設定するが、UTM座標系を使う事が増えている国もある。もちろん横メルカトル系でない図法を用いる場合は事情が違う。
- 1 平面直角座標系とは
- 2 平面直角座標系の概要
- 3 参考文献
平面直角座標系と同じ種類の言葉
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