度重なる改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 16:56 UTC 版)
当初は全長4km足らずのコースに20以上のコーナーが点在する低速コースで、1986年のF1初開催時には予選トップの車両の平均速度は時速161kmだった。これは同シーズンのF1で、モナコ、デトロイトの各市街地コースに次ぎ3番目に遅い記録だった。ホームストレートが500m弱と非常に短く、最終コーナーと1コーナーの曲率半径が全く同じという珍しい形だった。アップヒルストレートから続く現在の4コーナーは、少し右に切り返しつつ、左に曲がるため、今よりも通過速度が遅い。旧11コーナーを出るとすぐに右→左のシケインとなっており、斜めに走って現在の13コーナーに合流していた。 2時間ルールに抵触した事もあり、平均速度上昇のために1989年に3コーナー周辺のシケインを廃止。2003年にホームストレートを200m以上延長し1コーナーを鋭角なヘアピンに。アップヒルストレートエンドの4コーナーは2つのコーナーから1つの高速コーナーへ。コース後半部のインフィールドエリアのレイアウトを変更し、短いストレートを設置する大改修を行い、2009年にはF1の平均速度が200km/hほどになった。F1でのオーバーテイクは他の近代サーキット同様非常に難しく、真夏の開催であるためドライバーの身体的負担も高いとされる。 1986-1988年 1989-2002年 2003年-
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