幼少からアメリカ永住までとは? わかりやすく解説

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幼少からアメリカ永住まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 20:47 UTC 版)

高峰譲吉」の記事における「幼少からアメリカ永住まで」の解説

1854年越中国高岡(現:富山県高岡市)の山町筋呼ばれる御馬出町(おんまだしまち)の漢方医高峰精一長男として生まれる。翌年、父が洋学校「壮猶館」教授登用されるに伴い加賀国金沢城下の梅本町(現:石川県金沢市大手町)へ移住幼い頃から外国語科学への才能見せ加賀藩御典医であった父からも西洋科学への探求薦められた。母は造り酒屋鶴来屋津田家塩屋弥右衛門)の娘で名を幸子(ゆき)と言う後年清酒醸造の麹の改良にも繋がっている。 1865年慶応元年)、12歳加賀藩から長崎留学生に抜擢され、英語を学ぶ。1868年明治元年)には、京都安達兵学塾、大阪適塾転学翌年には大阪医学校、さらに大阪舎密局にて化学学んだ1872年明治5年)に上京して勧工寮技術見習1874年には工部省工学寮(のち工部大学校改称)に第一期生として入学1879年化学科首席卒業した1880年から英国グラスゴー大学への3年間の留学経て農商務省入省1884年アメリカ合衆国ニューオリンズ開かれた万国工業博覧会事務官として派遣され、そこで出会ったキャロライン・ヒッチと婚約博覧会取材ラフカディオ・ハーンに会う。帰国後の1886年専売特許局局長代理となり、欧米視察中の局長高橋是清留守を預かって特許制度整備尽力1887年結婚1890年渡米し永住することになる。

※この「幼少からアメリカ永住まで」の解説は、「高峰譲吉」の解説の一部です。
「幼少からアメリカ永住まで」を含む「高峰譲吉」の記事については、「高峰譲吉」の概要を参照ください。

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