幸徳学園高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 07:11 UTC 版)
大阪の高校。未知達が2年目に出場した金鷲旗大会で初出場。新設されたばかりの学校だが、2回戦で優勝候補の東体大福岡高校に勝利したことで会場中の注目を集める。青葉西高校と3回戦で対戦する。メンバーそれぞれが事情で空白の中学時代を送ったが、全員が同じ明日華道場出身で、小学生時代に全国大会を経験しており、高校で再集結。同じ大阪出身の立川学園・真島光をして「ヤバイ子らが戻ってきた」と言わしめている。 大凪雫(おおなぎ しずく) 金鷲旗大会で先鋒で出場。体が一番大きく技術や体力ではメンバー中トップクラスだが気が弱いところがあり強気が求められていた。本人も変わりたい気持ちがあり、強気が求められる先鋒を志願する。 猿渡千登勢(さるわたり ちとせ) 金鷲旗大会で次鋒で出場。体勢を低くした変則的な構えと変則的な姿勢からの、捨て身技と寝技の連携を得意としている。小学生時代から得意とするその戦法に加え、身長が大きく伸びた現在はそれを布石(フェイント)として、大猿と評される豪快に上から組み仕掛ける戦法も身に付けている。 加賀美樹里(かがみ じゅり) 金鷲旗大会で中堅で出場。市立豊山中学校時代は明日華道場へ通うのをやめ学校にも柔道部はなくギターをやっていた。猿渡に誘われ柔道を再開するために高校は幸徳学園に進学する。自身の柔道の才能の無さを自覚しながらも、自分に対するむかつき・後悔・嫉妬を「ひたすら自分に火をくべる、才能(あいて)が火傷するほど」の炎・熱さ・闘志として「あんたのええとこ」と鳳に買われている。 折原舞(おりはら まい) 金鷲旗大会で副将で出場。東大を狙える学力を自負しどこの高校からでも東大を狙えるとして、加賀美と同じ市立豊山中学校から幸徳学園に進学する。試合の流れを読み相手を誘導することを得意とする策士。金鷲旗大会2回戦で対戦し引き分けた東体大福岡の黒田からは、見事にミッションを達成した「完璧な仕事師」と称される。幸徳のチームメイトからはめんどくさそうな顔やヤレヤレ感、やる気がなさそう、捻くれていて認めない等と言われるが、寝言でチームメイトの名前を呟いたり試合時にはチームメイト5人のイメージカラーのヘアゴムで髪をまとめたりするなど人一倍友情を大事にしている。 大和忍(やまと しのぶ) 金鷲旗大会で大将で出場。2回戦の対・東体大福岡戦では、相手の大将でキャプテンの重量級エース・野々宮から完璧な一本勝ちをしている、幸徳学園最強のエース。明日華道場へ通っていた小学生時代には全国入賞しながらも、家庭の事情でスカウトを断り柔道部のない中学校へ進学した。小学生時代から大会の表彰式の後に男子優勝者にいきなり勝負を挑み、中学時代にはいろいろな学校や道場に道場破りをするなど無礼さが目立ち界隈では煙たがられていたが、鳳先生に拾われ、幸徳学園に進学する。 鳳陽(おおとり よう) 幸徳学園高校柔道部の女顧問。勝ち気な性格でメンバーに発破を掛ける。自身も双清高校の現役時代に金鷲旗大会に出場していた経験がある。
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