帰還運用とは? わかりやすく解説

帰還運用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:50 UTC 版)

はやぶさ2」の記事における「帰還運用」の解説

2019年11月13日 、帰還運用開始リュウグウからの離脱開始確認2019年11月19日遠ざかりゆくリュウグウ撮影終了しイオンエンジン運用するための姿勢変更行った2019年11月20日イオンエンジン試験運転開始2019年12月3日イオンエンジン巡航運転を開始2019年12月14日運転するイオンスラスタを3基から2基に切り替えた2019年12月16日JAXA建設中長野県美笹局の54 mアンテナが、はやぶさ2X帯電波受信成功2020年2月5日軌道精密測定を行うため、イオンエンジンをいったん停止2020年2月18日軌道決定し微調整トリム運転)を開始2020年2月20日第1期イオンエンジン運転終了2020年4月8日JAXA建設中長野県美笹局で、後述Ka帯の電波受信成功2020年5月13日第2期イオンエンジン運転開始イオンスラスタ当初1基を使用し8月から2基同時使用変更する旨を発表した2020年8月19日オーストラリア政府から8月6日付でウーメラ立入制限区域ウーメラ試験場)への着陸許可下りたことをJAXA発表2020年8月28日第2期イオンエンジン運転を終了しその後精密な軌道測定開始2020年9月15日軌道測定結果をもとに、TCM-0(イオンエンジンによる軌道修正開始2020年9月17日、約30時間及んだTCM-0を終了しこれをもって地球帰還までに行うイオンエンジン運用完遂となった2020年10月5日長野県美笹局からはやぶさ2向けたX帯電波送信試験成功2020年10月22日、TCM-1(軌道微調整)。以降帰還まで化学エンジン使用2020年11月12日、TCM-2(軌道微調整)。 2020年11月20日国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡が、地球から約580 kmの距離に位置していた、はやぶさ2光学観測成功した2020年11月25日オーストラリア当局よりウーメラへの軌道遷移許可2020年11月26日、TCM-3(ウーメラ向けた軌道変更)。 2020年12月1日、TCM-4(軌道微調整)。 2020年12月5日14時30分 (JST) 頃、カプセル分離成功14時56分、TCM-5のための姿勢変更開始15時30分 - 16時30分 (JST)、30分おきに3回分けてTCM-5(地球離脱軌道変更)を実施2020年12月6日2時28分 - 2時29分 (JST) 頃、カプセル大気圏再突入し本体姿勢変えて2時30分頃までカプセル再突入様子撮影大気圏突入時刻は、2時2827秒 (JST) 。 2時31分 - 2時33分 (JST) 頃、パラシュート展開。 2時47分 - 2時57分 (JST) 頃、回収カプセル地球着地4時47分 (JST) 頃、オーストラリアJAXA研究チームヘリコプター探索し南部ウーメラ地区砂漠カプセル発見7時32分 (JST) 頃、回収完了

※この「帰還運用」の解説は、「はやぶさ2」の解説の一部です。
「帰還運用」を含む「はやぶさ2」の記事については、「はやぶさ2」の概要を参照ください。

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