巨大カーンデジファー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 04:50 UTC 版)
「電光超人グリッドマンの登場怪獣」の記事における「巨大カーンデジファー」の解説
第38話「危うし地球!」、第39話「さらばグリッドマン」に登場。 失敗を繰り返す武史のあまりの不甲斐なさに愛想を尽かしたカーンデジファーが、武史を捨てた後に自ら武史のコンピュータが異常増殖した増殖コンピュータによって巨大化した姿。通常時に比べ、頭部の角状部分が大きく鋭角になっている。 腕から放つ破壊光線や手を振りかざして取り出す魔王剣デジファーソード、マントから放つ突風デッドスパイラルを駆使し、腕先から放射する電流で武史や一平にもダメージを与えた。 武史のパソコンのコンピュータ・ワールドを占拠し、そこをホストステーションとして世界中のコンピュータ・ワールドを操るシステムを作り上げ、さらには現実世界に出現しようとした。最後の決戦に挑んできたグリッドマンもその強大な力で返り討ちにし、一度は撤退に追い込む。 その後、直人たちの挑発に乗り、ジャンクのコンピュータ・ワールドに赴く。監禁プログラムに囚われるも、これを力ずくで振りほどき、さらに全てのアシストウェポンのプログラムを破壊・消滅させ、ジャンクと連動しているグリッドマンのパワーとエネルギーを急速に消耗させた。 武史のパソコンのコンピュータ・ワールドに行き、元通りに修復しようとするグリッドマンを妨害してそのまま現実世界に出ようとしたが、グリッドマンの激しい抵抗でデジファーソードを折られ、武史が作成した破壊プログラムの到着によって形勢が逆転。武史のパソコンのコンピュータ・ワールドが崩壊する中、グリッドマンを道連れに最後の攻撃を仕掛けようとするも、グリッドハイパービームを喰らい、崩壊の中心部に押し戻され、そのまま消滅した。 声:佐藤正治 スーツアクター:三宅敏夫 着ぐるみはアトラクション用マグマ星人の流用。通常時の頭部の形状を改修している。初期案ではネオメタラスのボディを改造する予定でデザインされていた。またそれとは別に「カーンデジファー戦闘形態(大魔獣デジファー)」というデザイン案も存在する。 オープニングのクレジットでは「巨大魔王カーンデジファー」と表記されており、書籍によってはこれに準じている。書籍『円谷プロ全怪獣図鑑』では別名を「魔王」と記述している。
※この「巨大カーンデジファー」の解説は、「電光超人グリッドマンの登場怪獣」の解説の一部です。
「巨大カーンデジファー」を含む「電光超人グリッドマンの登場怪獣」の記事については、「電光超人グリッドマンの登場怪獣」の概要を参照ください。
- 巨大カーンデジファーのページへのリンク