山形五堰
| 疏水の概要 | |||||||||
■疏水の所在 山形市(市街地を網の目のように流れている。) ■所在地域の概要 山形県東部、山形盆地の南部にある県下一の商工業都市で山形県の県庁所在地。古くから交通の要地で、商業地として栄えた。 市街地中心部に、国史跡の山形城跡があり、霞城公園(かじょうこうえん)となっている。8月初旬に、東北四大祭りのひとつ山形花笠まつりが催される。市北部郊外には、松尾芭蕉が「閑さや岩にしみいる蝉の声」とよんだことで知られる山寺(立石寺)、樹氷とスキー場で知られる蔵王国定公園がある。 ■疏水の概要・特徴 城下町やまがたの親水空間「山形五堰」 「山形五堰」は、市街地を網目のように流れている全長115m2の5つの堰(笹堰・御殿堰・八ヶ郷堰・宮町堰・双月堰)の総称です。 その歴史は、寛永元年(1624年),当事の山形藩主鳥居忠政が、城濠への水の供給と農業・生活用水の確保のため、蔵王山系の水が集まって流れる「馬見ヶ崎(まみがさき)川」に五ヶ所の取水口(堰)を設けたことが始まりとされています。 昭和初期頃までは、農業・生活用水をはじめ水車を利用した製粉業・精米業や養鯉,染物,鰻問屋など様々な産業に活用されていました。 現在は、農業用水や防火用水機能のほかに、まちなかに残る歴史的遺産として保全し、景観を生み出し身近に水に触れる親水空間として活用されています。 また、地域の自治会の成果が「ホタル発見!」という形で見事に実りました。県都山形市のど真ん中でホタルが確認されたというのは全国的にも珍しく、山形特有の自然環境と五堰という歴史と文化が融合した結果ではないかと考えられる。 | ||||||||||
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