小室線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:50 UTC 版)
船07:船橋駅北口〜夏見台団地〜金杉町〜御滝不動〜三咲駅〜県民の森〜ハイランド〜小室駅 船09:船橋駅北口〜夏見台団地〜金杉町〜御滝不動〜三咲駅〜八木ヶ谷入口〜鎌ヶ谷大仏 船10:船橋駅北口〜夏見台団地〜金杉町〜御滝不動〜三咲駅 船11:船橋駅北口〜夏見台団地〜金杉町〜御滝不動 A01:船橋駅北口〜夏見台団地〜金杉町〜御滝不動〜三咲駅〜県民の森〜アンデルセン公園 セ02:三咲駅〜県民の森〜アンデルセン公園〜豊富農協前〜セコメディック病院2013年3月1日:ダイヤ改正。鎌ヶ谷大仏発三咲駅・夏見台団地経由船橋駅北口の早朝便を設定。 2019年7月20日:ダイヤ改正。船橋駅北口発県民の森行を新設、土曜休日の鎌ヶ谷大仏行を一部減便。 10月19日:ダイヤ改正。船橋駅北口発県民の森行をアンデルセン公園行に延伸。 小室線は船橋駅から新京成線三咲駅を経由して北総鉄道の小室駅に至り、新京成バス3社中で最長区間を運行する便を有する路線でもある。ただし、途中の三咲三叉路で鎌ヶ谷大仏方面に分岐する系統がありこちらの方が運行数が多く、小室駅まで至る便は1時間間隔でしかない。別項で触れる金杉台線も当線と同一視すれば、鎌ヶ谷線等に続く船橋駅発着路線の第二の幹線となっている。なお、このルートの船橋駅北口~鎌ヶ谷大仏の運賃は(現金・ICともに)380円で鎌ヶ谷線の二和道経由とは異なる(二和道経由は(現金・ICともに)320円)。 この路線は鎌ヶ谷線より5年ほど遅れた1958年に、当時の小室停留所まで開通した。その後、ほとんど経路を変えずに運行がなされていたが、北総開発鉄道(現:北総鉄道)が小室駅まで開通した際に、駅最寄りであるこの線が同駅まで接続するようになった。 小室方面は旧千葉郡豊富村といい、当初この線は同域内の移動手段の役目も担っていた(ただし、豊富村が船橋市と合併したのは1954年である)。このため、当初は船橋市役所豊富出張所や豊富農協への足として、この線の小室方面発着便は豊富農協前停留所を往復経由するようになっていた。この経由措置は2000年8月まで続けられたが、現在は、この線の三咲駅〜セコメディック病院折返便および古和釜線等にその役目を譲っている。 ちなみに「セコメディック病院」とは、かつての倉本記念病院が経営難で閉鎖した際に、土地・建物を警備会社のセコムが買収して「セコム千葉病院」として開院させたものである。しかし、厚生労働省から営利企業の医療参入についての通達を受け、実際にはセコムが直接経営している訳ではなかったが、結局不本意ながら名称的にギリギリのラインである「セコメディック病院」(「セコメディック」=セコム+メディック)に再度改称されたという。この時新京成では「セコム千葉病院」と表示された行先表示幕等を既に作成していたため、変更に関わる方向幕等再作成の費用を病院側に負担させた経緯がある。
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