完現術(フルブリング)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:40 UTC 版)
「BLEACH」の記事における「完現術(フルブリング)」の解説
虚と同質の力である物質に宿る魂を使役する能力。引き出した魂を自らの魂の力を加えることで大きな力と化し、それを用いることで物質を操ったり、身の回りの物を補助として使うことで自らの身体機能以上の能力を発揮する。発動の際は「完現光(ブリンガーライト)」と呼ばれる特殊な光が発生する。使い慣れたものであれば物質の形そのものを変えて武器に変化させ、固有の特殊能力を発揮する。主に銀城ら「XCUTION」と月島がその能力を有し、「変化する右腕」を初めとしたチャドの能力も完現術に該当するとされている。 完現術を有する人間達は「完現術者(フルブリンガー)」とも呼ばれ、全員生まれる前に親が虚に襲われ、その影響が母体に及んだことにより生まれた時に完現術を有している。その力を取り除くには死神と人間の間に生まれた死神代行にその能力を譲渡する方法が挙げられており、実際にその方法で通常の人間に戻った者もいる。
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完現術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 02:15 UTC 版)
死神の力を失った一護が手にした能力。「XCUTION」らとの死神の力を取り戻すための修行の中で体得した。一護が触れることで、一護の戦いの記憶が刻まれていた代行証の魂を引き出し、それを武器として操る。習得以降は、完現術を戦闘に活かせるほどに、目を見張る速さで使いこなせるようになった。 第一形態 リルカとの修行中に、チャドの指摘で自分の完現術の根源が代行証であることに気付いたことで覚醒した。当初は、代行証から発せられる霊圧が『天鎖斬月』と同様の卍型の鍔を形成し、霊圧による回転翼(月牙天衝)を放っていた。この完現術は鍔しかないため、直接斬りつけることは出来ない。そのため、月牙を放つ以外の攻撃手段がなく、あまり実戦向きとは言えない。発現直後は扱い方もわからず、手探りの状態の中で月牙天衝を放っていた時の感覚を思い出したことで扱えるようになった。この形態の月牙は従来のものとは違い、回転翼の形をしており、その回転翼は一護の集中力によって3〜6枚に変化し、その枚数は集中力が下がる程に減っていく。 第二形態 その後、ジャッキーとの修行の中で、完現術が暴走した末に力を纏った本来の姿である装衣型(クラッドタイプ)の完現術に覚醒した。その時の一護は死覇装を着ているような姿となり、戦闘時は片腕から発せられる完現術の霊圧を剣のように扱う。覚醒当初は未完成だったが、銀城との戦いの末に失っていた霊圧知覚を取り戻し、完成した。 第三形態 そして、一護の中で再び目覚め始めた死神の力と融合することで骸骨のような装甲を纏い、代行証が変化した刀を武器とする完全な物へと変化した。この形態で、尸魂界篇以降なくなっていた鞘が復活した。また、月牙天衝(霊圧の収束は虚閃のそれに近い)を放つことも可能となっている。しかし、直後の月島騒動のどさくさで銀城に裏切られたことで、能力そのものを奪われてしまった。銀城を倒した後も、取り戻した描写はない。ただし、間接的に復活した死神の力に影響を与えているようで、前述のように死神姿が変化し、斬月を収納する鞘が出来たほか、一護自身の身体能力も大幅に向上している。
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