学生期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:10 UTC 版)
1945年(昭和20年)敗戦。大学入学を機に文転し、念願だった西洋音楽史研究を志す。1948年(昭和23年)東京大学(旧制)文学部西洋史学科入学。村川堅太郎、林健太郎、家永三郎、渡辺一夫、辻荘一などの講義を受ける。外国語は7ヵ国語をマスターした。また個人的に、髙田三郎の門を叩き作曲法と指揮法を学ぶ。1951年(昭和26年)東京大学(旧制)文学部西洋史学科卒業。卒論は「ネーデルランド楽派の研究」。 同年東京大学大学院(旧制)美学科に進学。1952年(昭和27年)「中世音楽合唱団」を結成。1953年(昭和28年)東京大学大学院(旧制)美学科修了。NHK交響楽団の機関誌『フィルハーモニー』に論文「ネーデルランド楽派の循環ミサ曲」を連載し(1953年-1954年)、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}有馬大五郎から激賞される[要出典]。 1955年(昭和30年)9月フルブライト奨学金を得て、夫人と共に、横浜港より氷川丸に乗船して渡米。コロンビア大学及びニューヨーク大学に留学。米国では グスタフ・リース(英語版)、クルト・ザックスの指導を受ける。3年間の滞米生活を終えた後、ヨーロッパ各地の図書館にて音楽史原資料を調査し、1958年(昭和33年)9月に帰国。
※この「学生期」の解説は、「皆川達夫」の解説の一部です。
「学生期」を含む「皆川達夫」の記事については、「皆川達夫」の概要を参照ください。
- 学生期のページへのリンク