委員入れ替えと調査員の人選とは? わかりやすく解説

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委員入れ替えと調査員の人選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 22:39 UTC 版)

八重山教科書問題」の記事における「委員入れ替えと調査員の人選」の解説

2011年6月27日協議会総会規約改正案承認された。事前に事務局である石垣市教委から竹富町教委与那国町教委規約改正案出ており、特に異論はでなかった経緯がある。この時点で3市町採択する教科書割れ可能性について論議され玉津は「教科書無償措置法では、教科書1種類決めなくてはならない。(採択異なった場合は)再協議するという規定規約入れたい」としたが、「8人の委員全員が集まるのは大変だ」として竹富町教育長の慶田盛安三の提案で3教育長による役員会新設された。 協議会規約では調査委員選任する権限玉津にあるが、慶田盛は調査員選任役員会で行うことを要求し玉津や他の委員からも異論はなかったため、規約改正決まった。この時点玉津調査員人選終え委嘱状交付翌日だったため、玉津は「調査員選定完了しており、委嘱状明日予定されおります調査員名簿を2教育長配布しますので、了承願いたい」と述べた総会終了後調査員名簿役員会メンバーの慶田盛と与那国町教育長崎原用能に渡したが、名簿見た2人から異論無く、「承認された」と受け止めた玉津改め役員会を開くことなく翌日調査員委嘱状交付した2011年7月16日付の琉球新報は「役員会経ず調査員委嘱」と4段見出し報じた。これが八重山教科書問題第一報だった。 2011年7月26日玉津役員会招集し会長として任命した教科3人の調査員について6月27日協議総会遡って承認するよう提案手続き不備指摘していた慶田盛も調査員人選承認した玉津記者会見で「教科書選定方法協議会委員8人の無記名投票とする方針と、答申内容について教育委員会採択が終わるまでは公開しないこと」も明らかにした。非公開無記名投票については「意見中立性保ち自由な雰囲気言えるようにするため」という意図があった。 2011年8月2日沖縄県教委出先機関である八重山教育事務所担当者石垣市教委対し2日後行われる教科書選定延期協議会委員校長代表と指導主事教育委員会職員)など学校関係者を追加して欲しい」と要求した玉津協議会延期受け入れたが、委員の追加要求については協議会役員会臨時総会開き、諮らなくてはならなかった。8月9日、3教育長による役員会開かれた玉津は「校長会代表の追加のみを認め、他学校関係者の追加絶対に受け入れられない」、崎原は「校長会代表を含め、県教委要請を完全拒否する」、慶田盛は「県教委要請をすべて受け入れるべき」とそれぞれ主張した玉津は3人の合意得られなかったことを理由に県教委要請却下し、翌8月10日協議会でも賛成多数で県教委要請却下し委員の追加一切行わないことを決定した協議会臨時総会では教科書選定方法について多数決とする規約改正承認し可否同数場合は再投票し、なお可否同数になった場合は、役員会決定することとした。

※この「委員入れ替えと調査員の人選」の解説は、「八重山教科書問題」の解説の一部です。
「委員入れ替えと調査員の人選」を含む「八重山教科書問題」の記事については、「八重山教科書問題」の概要を参照ください。

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