天気コーナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 03:38 UTC 版)
元々、本番組は「関東ローカル」を前提としていたため、11:38頃に流れている天気コーナーは、番組開始以来一貫して関東地方と山梨県、静岡県伊豆地方(気温は静岡市の気温を表示)のみの天気画面しか流れておらず、このコーナーでの差し替えポイントもないために、TBSテレビ以外の第1部ネット局でもローカルに切り替わることなく流されていた。ゴールデンウィーク時期には全国の週間予報が加えられていた。 その後、2010年9月25日から番組フルリニューアルに伴い、関東地方の予報範囲も見直され、関東・甲信地方および静岡県全域へと改められた。これにより1部ネット局のうち、静岡放送・テレビ山梨・信越放送の視聴者に対してもTBSテレビから予報が伝えられる形となった。しかしそれでもローカル対応としては不十分なことから、静岡放送や信越放送では直後のJNNニュース内のローカル枠で改めて地元の詳細な予報を放送している。 さらにその後、2016年春頃から天気コーナーの画面構成が全面的にリニューアルされ、天気コーナー専用のキャラクターを用いた画面に変更されると同時に関東地方の予報範囲も変更され、それまでの長野県及び静岡県(それ以前にはあった伊豆半島も含む)の予報は完全に削除され、関東地方と山梨県のみとなった。 1部をネットする系列局が増えたことを踏まえ、2006年4月のリニューアル以降、全国の予報を伝えた後に関東の予報を伝えるよう内容が改められ、2008年4月から構成が若干変化し、天気コーナー前後をCMにしているため事実上差し替えポイントが設けられた形になっている(ただし、CMに挟まれた時間が厳密に決まっておらず、系列局の差し替えは事実上不可能)。 なお、ネット各局でのこの枠への対応例として、北海道放送では午後のみ関東ローカルの天気を放送しながらL字型画面で道内の天気も併せて放送している。午前は、別コーナーの途中(おみくじ占い!終了後)の11:28頃で飛び降りて、道内の天気を放送する。このため、北海道放送では、このコーナーの後半と一部のコーナーが放送されないため、ことわりのテロップが表示される。かつて11:29頃から午前の天気予報を伝えていた時代は、TBSテレビ発の天気予報の後に道内の天気を伝えていた。 2010年9月18日まで使用していた天気画面は、現在『ひるおび!』が使用している。背景がお天気カメラになっている部分とキャラクター部分を差し替えている。 2017年春のリニューアルをもって、21年間にわたって続けられた午前の天気コーナーは廃止され、入れ替わりにそのあとのJNN NEWSにおいて(全国ニュースの最後)、気象予報士による解説を交えた全国の天気予報が伝えられるようになった。なお、午後の天気コーナーは継続されているが、予報範囲は関東1都6県及び山梨県のみであり(全国の予報が伝えられることもある)、TBSテレビ以外のネット地域は考慮されていないほか、キャスターはアナウンサーでも気象予報士でもなく、男性タレントが担当するようになった。
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