大阪・荒木荘の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 14:53 UTC 版)
「スカーレット (テレビドラマ)」の記事における「大阪・荒木荘の人々」の解説
喜美子の最初の就職先。元々はさだの邸宅であったが、改装し下宿屋を開いた。 庵堂ちや子(あんどう ちやこ) 演 - 水野美紀 喜美子が働く大阪の下宿屋「荒木荘」に住む、夕刊紙『デイリー大阪』の新聞記者。 荒木荘で一人部屋を与えられ歓喜した喜美子が、隣人のちや子の部屋とを仕切るふすまを蹴り倒すという衝撃的な出会いだったが、やがて喜美子にとって姉のように信頼の置ける相談相手となる。 新聞記者として男たちに負けずがむしゃらに働いてきたが、喜美子が荒木荘を辞める同時期に、尊敬する平田の移籍や「女だから気楽」との同僚からの皮肉にショックを受け退職。婦人雑誌の記者に転職し、琵琶湖大橋建設の記事の担当を直談判で勝ち取る。 昭和44年時点では、フリーランスのジャーナリストになり、自身の事務所で「中淀はたらく母の会」の活動を支える。 昭和58年、中淀市議会議員になる。 酒田圭介(さかた けいすけ) 演 - 溝端淳平 「荒木荘」に居住する医学生。喜美子にとって初恋の相手。 終戦の翌年に6歳下の実妹を原因不明の高熱で亡くしており、喜美子を妹のように感じている。 昭和30年、小児専門の外科医を目指すことを決め、恋人・あき子の希望を受け入れて「荒木荘」を出ることにし、大学の寮に移る。 昭和59年、さだと共に喜美子に会いに来る。和歌山の大病院で小児科の部長に就いている。 田中雄太郎(たなか ゆうたろう) 演 - 木本武宏 「荒木荘」に住む謎多き男性。 市役所を辞め映画俳優を目指しているがなかなか上手いこといかず「荒木荘」の家賃を滞納している。昭和30年「歌える喫茶 さえずり」でアルバイトを始める。 その後、喜美子がかつて提案した信楽太郎という芸名で、荒木荘にいた三毛猫を思った楽曲『さいなら』をリリースする。 荒木さだ(あらき さだ) 演 - 羽野晶紀 「荒木荘」の女主人であり、下着デザイナー。 父が経営する「荒木商事」を継ぎ、事業転換し女性下着会社を経営する。昭和30年の時点では「荒木商事」は大手企業に吸収合併され、独立してデザイナーとなっている。 マツの遠縁の親戚との理由から、喜美子の働き口を探す常治にすがり付かれ、やむなく彼女を採用する。 昭和44年時点では、京都の服飾専門学校の校長をしている。昭和58年からは顧問となり、友達の入院がきっかけで、がん患者のための乳バンドブラジャーのデザインを手がけ始める。 昭和59年、圭介と共に喜美子に会いに来る。 大久保のぶ子(おおくぼ のぶこ) 演 - 三林京子 「荒木荘」の元女中。「荒木荘」開業前から荒木家の女中として働いていた。当初、喜美子が女中として働くことに難色を示すも、彼女が決意を固めると、厳しく仕事を教え込んでいく。昭和28年夏に喜美子へ引き継いで奈良の娘の家へ引越すが、「荒木荘」を去った後も、時折手伝いに来る。
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