大国主の神話
(大国主神の神話 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/22 14:09 UTC 版)
大国主の神話(おおくにぬしのしんわ)では、大国主についての日本神話の中で、因幡の白兎の説話の後のものを記す。
|
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 76-77頁。
- ^ 𧏛の字は「討」の下に「虫」である。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 77-79頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 79-80頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 81頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 82-84頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 84-87頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 87頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 88頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 90-92頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 92頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 93-99頁。
- ^ 戸部民夫 『日本神話』 79頁。
- ^ 富士川游「史談-日本医史:大穴牟遲神」『中外医事新報』1915年、835号、p46-47
- ^ 伊沢凡人ら「中国医学の生薬療法と混同されやすいわが国・固有の生薬療法-和法」『保健の科学』2001年、43巻、8号、p595-596
- 1 大国主の神話とは
- 2 大国主の神話の概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
大国主神の神話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 10:03 UTC 版)
その神話のあらすじは、大穴牟遅神(オオナムヂ、後の大国主)のたくさんの兄神たち(八十神)は、白兎の予言通り八上比売(ヤガミヒメ)と結婚した大穴牟遅神を憎み、殺してしまおうと企んで大穴牟遅神を伯耆の手間山本(手前の山麓)へ連れて行った。そして「珍しい赤い猪を山の上から追い立てるので下で捕まえろ。そうしなければ殺す」と言いつけておいて、山の麓で待たせている大穴牟遅神へ目掛けて、兄神たちは火で真っ赤に焼いた岩を山の上から落とした。転がり落ちてくる真っ赤な岩を猪として受け止めようとしたため大穴牟遅神の身体がたちまちその赤く焼けた岩膚にこびりついて、焼き潰されて絶命してしまう。これを知った大穴牟遅神の母・刺国若比売は嘆き悲しみ、高天原に上り神産巣日之命(カミムスビ)に救いを求めたところ、赤貝の神・𧏛貝比売(キサガヒヒメ)と蛤の神・蛤貝比売(ウムギヒメ)の2柱の女神が地上に遣わされた。𧏛貝比売が貝殻で大穴牟遅神の体を岩からはがし、蛤貝比売が母乳と清水井の水で練った薬を大穴牟遅神の体に塗りつけた。すると大穴牟遅神は大火傷が忽ち治り元の麗しい姿となって息を吹き返した。
※この「大国主神の神話」の解説は、「赤猪岩神社」の解説の一部です。
「大国主神の神話」を含む「赤猪岩神社」の記事については、「赤猪岩神社」の概要を参照ください。
- 大国主神の神話のページへのリンク