大国主神並びに事代主神との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 08:25 UTC 版)
「大物主」の記事における「大国主神並びに事代主神との関係」の解説
大物主の由緒は不明瞭であり、他の神と同定すべきか否かについて複数の異説が見られる。例えば古事記では詳しい説明はされておらず、大国主命とは別の神である様に述べられている。一方『日本書紀』の異伝では大国主神の別名としており、大神神社の由緒では、大国主神が自らの和魂を大物主神として三諸山に祀ったとある[要検証 – ノート]。ただしこちらでも異伝を記した「一書」では、国譲りの時に天津神とその子孫に忠誠を尽くすと誓って帰参してきた国津神の頭として、事代主神と並び大物主が明記されている。研究者の中には事代主神の別名が大物主神であったと主張する者もいるが、先述の異伝との比較・検証が必要である。
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