夢甘香【ユメアマカ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9921号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | 夢甘香 よみ:ユメアマカ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 兵庫県 | |
品種登録者の住所 | 兵庫県神戸市中央区下山手通5丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小林保、小林尚武、大西忠男、桐村義孝、山元義久 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、(「明宝」×(「宝交早生」×「麗紅」))の選抜系統に「アイベリー」を交配して育成されたものであり、果実は球円錘形で大きく、果皮の色が鮮紅の促成栽培向きの品種である草姿は立性、草勢は強、草丈はかなり高、分げつの多少及びランナー数はやや多である。葉色は緑、葉の形状は平面、小葉の大きさは大、葉数は中、葉柄の太さはやや太、葉柄長はかなり長である。果皮の色は鮮紅、果形は球円錘、果実の大きさは大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良、溝は少である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たりの花数はやや少、花柄の太さはやや太である。果実の硬さは中、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは表皮並、アントシアニン着色及びそう果数は中、果実の香りはかなり多である。季性は一季成、開花始期及び成熟期はやや早、開花位置は葉より上、可溶性固形物含量は高、酸度は低、日持ちはやや長である。「とよのか」と比較して、葉柄長が長いこと、果形が球円錘であること、そう果の落ち込みが小さいこと等で、「明宝」と比較して、果皮の色が鮮紅であること、果実が硬いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に兵庫県立中央農業技術センター(加西市)において、(「明宝」×(「宝交早生」×「麗紅」))の選抜系統に「アイベリー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「兵庫苺2号」であった。 |
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