多次元配列とは? わかりやすく解説

多次元配列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 07:41 UTC 版)

添字表記法」の記事における「多次元配列」の解説

詳細は「テンソル」および「アインシュタインの縮約記法」を参照ベクトルの共変性と反変性」および「en:raising and lowering indices」も参照 添字表記法をより一般化すればテンソル扱えるうになる。たとえばテンソル方程式は以下のように示されるA i 1 i 2 ⋯ + B i 1 i 2 ⋯ = C i 1 i 2 ⋯ . {\displaystyle A_{i_{1}i_{2}\cdots }+B_{i_{1}i_{2}\cdots }=C_{i_{1}i_{2}\cdots }.} テンソル解析においては共変成分反変成分区別するために、上付き添字下付き添字使い分けられる。

※この「多次元配列」の解説は、「添字表記法」の解説の一部です。
「多次元配列」を含む「添字表記法」の記事については、「添字表記法」の概要を参照ください。


多次元配列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 07:41 UTC 版)

添字表記法」の記事における「多次元配列」の解説

複数添字を持つ配列利用すれば2 次元の表などを表現することも可能になるそのような配列作るには次の 3 通り方法考えられる2 次元配列1 次元配列として作る1 次元配列各要素そのまま 2 次元配列要素対応する):elementType array[size of array]; 1 次元配列各要素として別の配列持たせる(つまり、配列配列作る):elementType array[# of rows][# of cols]; 配列の行を 1 次元配列として確保しそれぞれの行を参照するための配列別に用意する:elementType *array[# of rows]; C言語ではこれら 3 つの方法すべてが利用可能である。 最初方法は、プログラマ計算機メモリへの配列格納方法決め各要素参照するための関係式与えることによって行われる。たとえば行要素数が N 個の配列については i*N + j という形で指数与え、j のとり得る値の範囲を 0 から N - 1制限すればよい。 2 つ目の方法は、各行要素数がすべて同じであることがコードを書く時点分かっているような場合用いられるプログラマ配列の列数だけを指示すればよく、3列の配列を使う場合、ElementType tableName[][3]; と指定する。この配列特定の要素参照する場合には tablename[first index][second index] と書けばよい。コンパイラ各行占有するメモリ領域合計計算し第一添字から要求された行アドレス探し第二添字によってその行の指定され要素アドレス探し出す3 つ目の方法用い場合、elementType *tableName[]; のように配列要素ポインターとなるように宣言するプログラマ特定の要素参照するためには tablename[first index][second index] と書けばよく、コンパイラ最初添字によって指定された行アドレス参照し、そのアドレス用いて第二添字から指定され要素アドレス計算するような指示生成する

※この「多次元配列」の解説は、「添字表記法」の解説の一部です。
「多次元配列」を含む「添字表記法」の記事については、「添字表記法」の概要を参照ください。


多次元配列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 01:36 UTC 版)

配列」の記事における「多次元配列」の解説

1次元だけではなく2次元3次元などの多次元配列 (multidimensional array) を備え言語もある。マトリックスグリッドのような矩形構造持ったデータ構造であることから、矩形配列 (rectangular array) と呼ばれることもある。 C#FORTRANなど、一部言語には「真の」多次元配列があり、a[i, j] などといったような構文アクセスする。 C#による多次元配列の例を示す。 int[,] array2d = { {0, 1, 2, 3}, {4, 5, 6, 7}, {8, 9, 10, 11},};System.Console.WriteLine(array2d[2, 3]); C#には、後述するジャグ配列となる「配列配列」もある。

※この「多次元配列」の解説は、「配列」の解説の一部です。
「多次元配列」を含む「配列」の記事については、「配列」の概要を参照ください。


多次元配列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:06 UTC 版)

バードの配列表記」の記事における「多次元配列」の解説

多次元配列では、配列一部を ´ a < c> b ' {\displaystyle {\acute {}}ab{\textrm {'}}} と表記する線形配列と同様、BEAFと同じである。 Rule A1. ´ a < 0> b ' = ´ a ' {\displaystyle {\acute {}}a<0>b{\textrm {'}}={\acute {}}a{\textrm {'}}} Rule A2. ´ a < c> 1 ' = ´ a ' {\displaystyle {\acute {}}a1{\textrm {'}}={\acute {}}a{\textrm {'}}} Rule A3. ´ a < c> b ' = ´ a < c − 1> b [ c ] a < c> ( b − 1 ) ' {\displaystyle {\acute {}}ab{\textrm {'}}={\acute {}}ab[c]a(b-1){\textrm {'}}} Rule M1. { a , b } = a b {\displaystyle \{a,b\}=a^{b}} Rule M2. { # [ m ] 1 [ n ] # } = { # [ n ] # } ( m < n ) {\displaystyle \{\#[m]1[n]\#\}=\{\#[n]\#\}(m<n)} (これは上記Rule 2も含む) Rule M3. { a , 1 # } = a {\displaystyle \{a,1\#\}=a} Rule M4. { a , b [ m 1 ] 1 [ m 2 ] ⋯ 1 [ m x ] c # } = { a ⟨ m 1 ⟩ b [ m 1 ] a ⟨ m 2 ⟩ b [ m 2 ] ⋯ a ⟨ m x ⟩ b [ m x ] ( c − 1 ) # } {\displaystyle \{a,b[m_{1}]1[m_{2}]\cdots 1[m_{x}]c\#\}=\{a\langle m_{1}\rangle b[m_{1}]a\langle m_{2}\rangle b[m_{2}]\cdots a\langle m_{x}\rangle b[m_{x}](c-1)\#\}} Rule M5. { a , b [ m 1 ] 1 [ m 2 ] ⋯ 1 [ m x ] 1 , 1 , ⋯ , 1 , 1 , c # } = { a ⟨ m 1 ⟩ b [ m 1 ] a ⟨ m 2 ⟩ b [ m 2 ] ⋯ a ⟨ m x ⟩ b [ m x ] a , a , ⋯ , 1 , 1 , c − 1 # } {\displaystyle \{a,b[m_{1}]1[m_{2}]\cdots 1[m_{x}]1,1,\cdots ,1,1,c\#\}=\{a\langle m_{1}\rangle b[m_{1}]a\langle m_{2}\rangle b[m_{2}]\cdots a\langle m_{x}\rangle b[m_{x}]a,a,\cdots ,1,1,c-1\#\}} Rule M6. { a , b , 1 , ⋯ , 1 ⏟ d , c , # } = { a , ⋯ , a ⏟ d + 1 , { a , b − 1 , 1 , ⋯ , 1 ⏟ d , c , # } , c − 1 , # } {\displaystyle \{a,b,\underbrace {1,\cdots ,1} _{d},c,\#\}=\{\underbrace {a,\cdots ,a} _{d+1},\{a,b-1,\underbrace {1,\cdots ,1} _{d},c,\#\},c-1,\#\}} Rule M7. { a , b , c # } = { a , { a , b − 1 , c , # } , c − 1 # } {\displaystyle \{a,b,c\#\}=\{a,\{a,b-1,c,\#\},c-1\#\}} この配列は [ m ] {\displaystyle [m]} を次元セパレータとして用いている。

※この「多次元配列」の解説は、「バードの配列表記」の解説の一部です。
「多次元配列」を含む「バードの配列表記」の記事については、「バードの配列表記」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「多次元配列」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「多次元配列」の関連用語

多次元配列のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



多次元配列のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの添字表記法 (改訂履歴)、配列 (改訂履歴)、バードの配列表記 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS