墨象の特徴とは? わかりやすく解説

墨象の特徴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:06 UTC 版)

墨象」の記事における「墨象の特徴」の解説

は文字造形表現つまり古典技法書法)を学び古典再現また新しい文字造形空間構成指向するもの。 文字とは意思伝達のための規律性のある手段であり、書はそれを多彩な造形によって強く訴えるための造形表象にある。 これに対し墨象は、書法踏襲するものの、書という制限解放因習桎梏打破し人間をひとつの生命体として捉え、その所作、心・感情自己顕現求めるもの。 墨を単色無彩色明暗までに拡張し、墨で象(かたち)を生み出す姿,そして現れた象(かたち)そのもの形貌である。そこには見えない感情イメージ造形によって示そうとする意志時間空間との美的構造の上新し軌跡打ち立てようとする意志がある。 前衛書道抽象絵画視覚平面作品としての美しさ鑑賞対象としているのに対し墨象五感使った立体芸術であり、さらに作品制作過程時間経過による作品劣化など4次元的な要素鑑賞対象とする。 時間的な製作運動の軌跡明確に造形影響を及ぼすこと。身心一如生命体発現造形結晶する簡単にいえば墨を使った造形芸術。つまり墨の容姿(すがた)である。

※この「墨象の特徴」の解説は、「墨象」の解説の一部です。
「墨象の特徴」を含む「墨象」の記事については、「墨象」の概要を参照ください。

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