墨跡の書風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 17:29 UTC 版)
墨跡は本来、印可状・字号・法語など、法のために書くものであって、書として鑑賞するために書いたものではない。したがって、それを書いた人物と内容が重視され、一般に書の巧拙を問題としない。つまり書法にとらわれず、各人が自在に自己の人間性を表現するものであり、自ずとその書風は千差万別であるが、概ね、北宋の蘇軾・黄庭堅風のもの、南宋の張即之風のもの、元の趙孟頫風のものに分けることができる。
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