塚田法律事務所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:29 UTC 版)
姫野 京子(鶴田真由) お茶の水女子大学卒。塚田法律事務所に務める新米弁護士。 司法書士の勉強が高じて六法全書を暗記してしまい、司法試験に合格したという異色の存在。勉強が得意で熱心だが世間知らず。弁護士になったものの目指すべき方向性を見出せなかったときに淳平を知ってその言葉を聞き、理想の弁護士と思うが、初対面で「今すぐ弁護士をやめるべきだ」と言われ、その後、勝つ為に手段を選ばない姿を目の当たりにして失望した。その後、代理人補佐の立場で淳平と争い、あまりに卑劣なやり口に手をあげてしまう。だが、代理人としての初仕事で懸命の努力にも関わらず決定的証拠を掴めなかった京子のため、淳平が影で奔走したことを石田から聞かされ見直した。その後、依頼人の不正を知りながら守秘義務により身動き出来なくなった窮地を淳平に救われたことで、想いを寄せるようになる。 淳平から「弁護士失格」の烙印を押されたと思い込んでいた京子だったが、淳平が横領疑惑で逮捕された際には接見弁護人となっている。 実家は長野県で林檎農家をしている。絵画が好きで詳しく、そのことが淳平を救ったこともある。ピクルスが好き。 塚田 等(谷啓) 慶應義塾大学法学部卒。父親の跡を継いだ二代目弁護士。塚田法律事務所という小さな事務所を経営している。かつて、高岡謙次郎とは弁護士会の人権委員会で知り合って意気投合。以来、無二の親友となり、淳平とも親しい仲だった。高岡謙次郎が横領罪で告発された際に弁護人を務めたが、証拠品を紛失するという不手際により謙次郎が実刑判決を受け、その後自殺。そのことを現在も悔いており、その後、大内の許で成長した淳平の活躍を知っても顔を合わせるのを避けていた。 一日たりとも謙次郎のことを忘れた日はなく、仕事終わりに「ALOHA Cafe」を訪れても気分が晴れたことはない。 やがて大内が真相を知った淳平を切り捨てにかかると謙次郎を裏切り陥れたのが彼だと確信。淳平の容疑を晴らすため奔走し、大内と対決する。 塚田 直子(井上晴美) お茶の水女子大学3年生。塚田等の娘。姫野京子とはサークルの先輩後輩。学力が劣っているため父の跡を継ぐ気はない。父の事務所を「あまり儲からない」とけなす。京子が弁護士として本格的に活動するようになった為、雑用係として事務所の一員となる。 布施 富雄(高杉亘) 塚田事務所を手伝うアルバイト。司法試験に落ちること13回で細かい条文には疎いものの、新米弁護士の京子以上に裁判の行方には精通している。 実家は寺。京子を密かに慕い、淳平をよく思っていない。直子と一緒にいることが多い。
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