地鳥とは? わかりやすく解説

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じ‐どり〔ヂ‐〕【地鳥/地鶏】

読み方:じどり

《「じとり」とも》

土着ののこと。その地方品種化された

(「地鳥」と書く)その土地でとれた

「—の(かも)」〈浮・胸算用・三〉

[補説] 1で、JAS法には、血統だけでなく、28日以降平飼いであることと定められている。


地鶏

(地鳥 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 00:46 UTC 版)

地鶏の代表格、名古屋コーチン

地鶏(じどり)とは、日本農林規格(JAS)に記載されている、在来種由来の血液百分率が50%以上の国産の総称[1]地鳥[2]

概要

在来種純系によるもの、または在来種を素びなの生産の両親か片親に使ったものである。飼育期間が75日以上であり、28日齢以降は平飼いで1m2当たり10羽以下で飼育しなければならない[3]

平飼いとは、鶏舎内、又は屋外において、鶏が床面(地面)を自由に運動できるようにして飼育する方法。

農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」(いわゆるJAS法)の規定は全業者への強制力があるわけではなく、地鶏は地面で育てた鶏、もしくは地元の鶏などの意味だと主張されることもあるが[4]、JAS法の定義を満たさない鶏の加工品を地鶏として売ることは「不当景品類及び不当表示防止法」(いわゆる景品表示法)違反の恐れがある[5]

地鶏の種類

出典:国産銘柄鶏ガイドブック2007:2012

日本農林規格に記載されている在来種

明治時代までに国内で成立し、又は導入され定着した品種。これらが由来の血液百分率が50%以上の鶏が地鶏として認定される[3]

脚注

出典

  1. ^ 地鶏・銘柄鶏ってなあに?|国産の魅力|もっとチキンが好きになる チキンの里-一般社団法人 日本食鳥協会”. www.j-chicken.jp. 2024年9月17日閲覧。
  2. ^ 地鳥/地鶏(じどり)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書”. goo辞書. 2024年9月17日閲覧。
  3. ^ a b 特集1 とり(2)」『aff』第47巻第12号、農林水産省、2016年12月1日、ISSN 0387-1452 
  4. ^ 本山秀樹「地鶏とは? 産地混乱――『地べたで』『地元』通用せず――宮崎、相次ぐ名称削除」『朝日新聞』43665号、朝日新聞東京本社2007年11月6日、33面。
  5. ^ 地鶏・銘柄鳥・ブロイラーの違いについて - 株式会社とりすえ 地鶏・銘柄鳥・ブロイラーの違いについて” (2022年4月8日). 2024年9月17日閲覧。
  6. ^ 福地鶏について”. 福井県. 2024年4月17日閲覧。

「地鳥」の例文・使い方・用例・文例

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