地下鉄ストア・地下鉄食堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:23 UTC 版)
「東京地下鉄道」の記事における「地下鉄ストア・地下鉄食堂」の解説
銀座延伸開業までの輸送量の維持と収益確保のため、矢継ぎ早に主要駅に商業施設を併設した。これは今の「駅ナカ」のルーツとも言える。 1929年(昭和4年)10月1日 - 浅草駅雷門ビル完成。地下鉄食堂の営業を開始。以降、当時のアメリカでのビジネスモデルに倣い、路線の延伸に伴って連鎖店化を推し進める。 1930年(昭和5年)4月1日 - 上野駅構内に地下鉄ストアを開業(専門店街。後のメトロピアやエチカの前身)。 1931年(昭和6年)6月 - 国鉄上野駅前に地上9階・地下2階の地下鉄ストアビルをオープン。場所は現在の東京地下鉄本社の位置で、正面の壁面一杯を利用した、当時世界最大と言われた、直径20 m、秒針長8.4 m の交流電気時計が外観の特徴であった。阪急百貨店梅田本店を手本としてはいるが、いわゆる高級店では無く、「どこよりも良い品を どこよりも安く売る」をモットーに掲げるスーパーマーケットのはしりである。 1932年(昭和7年)4月 - 上野駅構内地下鉄ストアを大食堂に改築。須田町ストア開店。 1933年(昭和8年)5月 - 室町ストア開店。 同年6月15日 - 日本橋ストア開店。 なお、神田の地下鉄ストア(神田須田町地下鉄ストア)は、2011年1月まで一部店舗が営業を継続していた。また上野駅構内の地下鉄ストアは、その後数度の業態変更を経て、現在はエチカフィット上野として営業している。
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