在日ファンクとは? わかりやすく解説

在日ファンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 01:35 UTC 版)

在日ファンク
基本情報
別名 浜野謙太と在日ファンク(旧名)
出身地 日本
ジャンル ファンク[1]
活動期間 2007年 -
レーベル
公式サイト 在日ファンク 公式サイト
メンバー
旧メンバー
  • 福島“ピート”幹夫(サックス)
  • 後関好宏(サックス)
  • 仰木亮彦(ギター)
在日ファンク
YouTube
チャンネル
活動期間 2014年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約1.78万人
総再生回数 約303.6万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年2月2日時点。
テンプレートを表示

在日ファンク(ざいにちファンク)は、日本の7人組ファンクバンドである[1]ジェイムズ・ブラウンから流れを汲むファンクを日本に在りながら再認識することを試みている[2][3]

概要

SAKEROCKのトロンボーン奏者である浜野謙太を中心に2007年に結成。名前の「在日」という言葉はベースの村上が提案した[4]。なお、このことについて浜野は、「『在日って言葉よくない?』って言われて、当初は響きだけ『いいな』だったんですが活動したり言葉の意味をよく考えてみたりすると、不思議としっくり来ていることに気付いたんです。」とコメントしている。

結成当初は、「浜野謙太と在日ファンク」としてライブ活動を展開していたが、「在日ファンク」と改名し2010年1月6日にデビューアルバムをリリースした[4]

2011年1月末日をもってバンド初期より共に活動を行ってきた福島“ピート”幹夫(Sax)が在日ファンクから離れることを表明。それに伴い、新メンバーとして後関好宏[5]の加入が決定。後関は、菊地成孔主宰のDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENの元メンバーであり、自身の所属するバンドstimをはじめ、EGO-WRAPPIN'Superflyのサポートも行っている。

2014年6月13日、日本コロムビアよりメジャーデビューを発表。2枚のアルバムと1枚のシングルをリリースし、結成10周年を迎えた2017年、後関好宏が3月19日のライブをもって脱退することを発表。後任として浜野が率いるNewdayのメンバーである橋本“KIDS”剛秀が加入。

2018年よりカクバリズムに所属。

2024年4月20日のライブをもってギターの仰木亮彦が脱退、後任にJAPANESE FOLK METAL、高円寺百景のメンバーでもある小金丸慧を迎え活動中。

メンバー

ディスコグラフィー

オリジナルアルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2010年1月6日 在日ファンク PCD-4399 オリコン最高218位、登場回数3回
2nd 2011年9月7日 爆弾こわい PCD-18657:初回限定盤
PCD-25133:通常盤
オリコン最高54位、登場回数4回
3rd 2014年9月3日 笑うな COZP-964:初回盤
COCP-38724:通常盤
COJA-9280:LP
オリコン最高34位
4th 2016年5月11日 レインボー COZP-1147:初回盤
COCP-39522:通常盤
オリコン最高28位
5th 2018年11月21日 再会 DDCK-1058
6th 2023年11月1日 在ライフ DDCK-1078

ミニアルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2012年10月3日 連絡 PCD-18683 オリコン最高46位、登場回数3回

シングル

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2010年10月20日 あいつによろしく PCD-4614 『在日ファンクとサイトウ "JxJx" ジュン』の名義でリリース。
YOUR SONG IS GOODのサイトウ "JxJx" ジュンとのコラボレーション。
2nd 2010年11月17日 BAY DREAM
〜FROM課外授業〜
PCD-4615 『在日ファンクとサイプレス上野』の名義でリリース。
サイプレス上野とロベルト吉野のサイプレス上野とのコラボレーション。
3rd 2010年12月22日 Escape PCD-4616 『在日ファンクとROY』の名義でリリース。
THE BAWDIESのROYとのコラボレーション。
4th 2012年1月18日 爆弾こわい
-岡村靖幸REMIX-
PCD-4621 アルバム『爆弾こわい』収録の「爆弾こわい」を、岡村靖幸と浜野謙太がそれぞれリミックスしたバージョンを収録。
オリコン最高66位、登場回数3回
5th 2015年5月6日 ぜいたく COCA-17013 メジャー1stシングル。
オリコン最高70位
6th 2018年7月11日 足元 KAKU-0903 カクバリズム移籍後初シングル

7inchシングル(45rpm)

数量限定生産

7th 2019年11月13日 おかんむり KAKU-110

配信限定シングル

発売日 タイトル レーベル
2022年11月30日 身に起こる カクバリズム
2023年1月1日 いけしゃあしゃあ カクバリズム
2023年12月1日 注意 feat. 橋本絵莉子 カクバリズム

ベストアルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2011年8月24日 ベスト・オブ・在日ファンク~覗いてごらん見てごらん~ PCD-4527 TSUTAYAレンタル限定商品

DVD

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2013年5月2日 はじめての在日ファンク・アワー LIVE in SHIBUYA PCD-18737 オリコン最高92位

参加アルバム

タイアップ

曲名 タイアップ
ウレロ!のテーマ テレビ東京系『ウレロ☆未確認少女』オープニングテーマ
マルマルファンク(映画『モテキ』Live ver.) 映画『モテキ』挿入歌
京都 テレビ神奈川音楽缶』2011年1月度オープニングテーマ
爆弾こわい テレビ東京系『モヤモヤさまぁ〜ず2』2011年7月-9月度エンディングテーマ
映画『Go!Go!家電男子THE MOVIE〜アフレコパニック〜』主題歌
爆弾こわい 岡村靖幸REMIX テレビ東京系『モヤモヤさまぁ〜ず2』2012年1月-3月度エンディングテーマ
根にもってます バスクリン「インセントスカルプ ニョッキ」CMソング
ぜいたく TOKYO MX食の軍師』主題歌
足元 テレビ大阪 ドラマ 『面白南極料理人』オープニング
わからん NHK Eテレアニメ『おじゃる丸』エンディングテーマ
或いは 毎日放送 ドラマイズムルームロンダリング』主題歌
きみのはどう NHK総合人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!』オープニングテーマ[6]

主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

  • 2012年02月04日〜11日(3公演) - 在日ファンクpresents「宇宙大決戦」TOUR
  • 2012年05月19日〜07月22日(公演) - 在日ファンク「宇宙大決戦」渋谷区ツアー
    w/Scoobie Do/ペトロールズ/ねごと
  • 2012年11月04日〜11月24日(4公演) - 在日ファンク『連絡』発売記念ツアー
  • 2013年03月02日・03日 - O-NEST公演「一揆」2days
  • 2013年05月17日〜07月21日(3公演) - 在日ファンクpresents「宇宙大決戦」FINALツアー
  • 2013年09月28日〜10月27日(6公演) - LIVE IN JAPAN 2013
    • 10月5日名古屋CLUB QUATTRO公演と、10月6日梅田CLUB QUATTRO公演は浜野の急性声帯炎発症のため延期
  • 2014年01月04日 - 在日ファンクのメンバー 『新年会ライブ』 (餅つき付)
  • 2014年03月24日〜25日(2公演) - 在日ファンク・アワー2014 ~新曲「断固すいません」完成!公演延期すいません、東名阪ツアー~
    • 3月14日のSHIBUYA-AXでの公演は浜野、永田のインフルエンザB型発症のため4月15日に延期
  • 2014年04月19日,20日 - 在日ファンク韓国公演
    w/チャン・ギハと顔たち/スルタン・オブ・ザ・ディスコ/ファンカフリック/ユン・ソクチョル・トリオ/DJ ANDOW
  • 2014年06月14日〜22日(3公演) - TSUTAYA presents「TSUTAYA MUSIC TOUR」
  • 2014年10月04日〜11月16日,2015年01月09日(15公演) - 「笑うな」発売記念ツアー
  • 2015年01月04日 - 在日ファンク presents 新年会ライブ (浜野謙太は欠席)
  • 2015年02月24日 - 在日ファンク presents「ば 」vol.1
  • 2015年05月06日〜09日 - 在日ファンク 対バンツアー
    w/ZAZEN BOYS/ペトロールズ
  • 2015年09月23日 - 在日ファンク・アワー 2015 in 北区
  • 2016年03月03日〜20日 - 在日ファンク Presents メジャー2ndアルバム完成中間報告確認ツアー
  • 2016年7月4日 - 在日ファンク メジャー2ndアルバム『レインボー』LP発売記念 「ば」 Vol.3
  • 2016年9月1日〜10月12日 - 在日ファンク メジャー2ndアルバム『レインボー』完成ツアー
  • 2016年10月15日〜11月10日 - 在日ファンク×チャン・ギハと顔たち スプリット・ツアー
  • 2017年2月25日〜3月18日 - 在日ファンク10周年まる見え対バンツアー
  • 2017年3月19日 - 在日ファンク10周年まる見えワンマン~ゴセッキー脱退 根にもってますライブ~
  • 2017年12月3日〜12月17日 - 在日ファンク ワンマンツアー 2017
  • 2018年7月1日 - 在日ファンク 7'single『足元』発売記念ライブ~DIRECT SELL~
  • 2018年10月23日 - 再三、足元固めていこう、それがファンク da LIVE
  • 2018年12月2日〜2019年1月20日 - 5th Album『再会』リリース記念ワンマンツアー「しようよ、再会」
  • 2019年11月16日〜11月23日 - 在日ファンク「おかんむりパワーツアー」
  • 2021年8月14日 - 在日ファンク 復活ライブ「今から本気」
  • 2023年4月25日 - 在日ファンク ツーマンイベント『ダチ 2023 春』
  • 2023年11月19日〜11月26日 - アルバム「在ライフ」リリース記念ワンマンツアー

出演イベント

出演

テレビ

舞台

  • 「室温~夜の音楽~」(2022年6月25日 - 7月10日、東京・世田谷パブリックシアター / 7月22日-24日、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール):音楽・演奏[7]

CM

脚注

  1. ^ a b 在日ファンク(ザイニチファンク)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2020年12月26日閲覧。
  2. ^ 在日ファンク『連絡』 - OTOTOY”. OTOTOY. オトトイ. 2017年2月17日閲覧。
  3. ^ 在日ファンク・プロフィール”. ほぼ日刊イトイ新聞. 2017年2月17日閲覧。
  4. ^ a b 水嶋美和. “特集: 在日ファンク - OTOTOY”. OTOTOY. オトトイ. 2017年2月17日閲覧。
  5. ^ gosekky-news”. 2013年5月21日閲覧。: 後関好宏のブログ
  6. ^ 在日ファンク、新曲「きみのはどう」が本日より放送のNHK総合"人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!"のテーマ・ソングに決定”. skream!. 2017年4月6日閲覧。
  7. ^ “KERA×河原雅彦「室温~夜の音楽~」に古川雄輝ら、音楽は在日ファンク”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年2月28日). https://natalie.mu/stage/news/467379 2022年3月27日閲覧。 
  8. ^ デュワーズ ハイボールの起源 新CMリリース!! 在日ファンクを起用したデュワーズ 新CMを4月22日(水)から全国オンエア”. バカルディジャパン株式会社 (2020年4月20日). 2020年4月22日閲覧。

外部リンク


在日ファンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 20:27 UTC 版)

村上基」の記事における「在日ファンク」の解説

浜野謙太中心に2007年結成された7人組のファンクバンド。2014年日本コロムビアよりメジャーデビューし、2017年カクバリズム移籍

※この「在日ファンク」の解説は、「村上基」の解説の一部です。
「在日ファンク」を含む「村上基」の記事については、「村上基」の概要を参照ください。

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