嘉貴人(かきじん) 金玉妍(きんぎょくけん)(中国語版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:00 UTC 版)
「如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」の記事における「嘉貴人(かきじん) 金玉妍(きんぎょくけん)(中国語版)」の解説
演者:シン・ジーレイ 貢女→宝親王の格格→嘉貴人→嘉嬪→嘉妃→嘉貴妃→(死後)淑嘉皇貴妃 物語前半と中盤の真の黒幕で、高晞月と富察瑯嬅を自らの傀儡にし、異国からの謀略家。 玉氏王国(歴史中の李氏朝鮮がモデル)の貴族出身で、清に献上された貢女。容姿は後宮の中でも特に色気が溢れ、男を真っ直ぐ誘惑するタイプ。表向きは乾隆帝に媚びを売っていて、下品で俗っぽい外国人として振る舞っているたが、実は狡い賢い人で、常に本来敵で無いはずの二人に恨みを起こさせ、他人の内紛を作る。 高晞月と同様富察琅嬅の配下だが、忠誠心は全く無い。乾隆帝への愛は一切無く、玉氏王国の王世子とは情を通じる。同じ玉氏王国出身の医女「貞淑」と共に如懿と海蘭を含む多くの側室、子供、そして胎児や妊産婦までも慈悲無く排除した人殺し。彼女の狙いは乾隆帝との皇子を産み、この皇子の力を借りって属国である玉氏王国を清国の支配下から解放すること。だから祖国にとって利用価値の無い者をそそのかし罪に加担させ、取り捨てる。 高晞月と富察瑯嬅が死ぬことによって、利用できる盟友が全滅した。この状況下で自分から動き、如懿と直接対決したあと遂に悪女の姿を露呈した。罰として、金玉妍の軍師である貞淑は玉氏へ強制送還された。だが彼女は野望を諦めず、変えて後宮の諸事情から意図的に離れ、紫禁城の外部で政治操作をし続けた。金玉妍はもう皇子を産んだから、次の目標は乾隆帝を殺し、自分の皇子を次代の皇帝になって清国全土を操ることであった。彼女の皇子は朝廷内で最優秀であるが、自分は後宮の最下位の答応の地位に転落。かつて彼女に虐まれた海蘭と衛嬿婉の両方から狙われ、物語の後半でずっと側室達の非難を受けつつ、精神病になるほどの最悪の状況になった。 彼女は一生王世子の為に忠誠心を尽くして生きていたが、如懿から王世子が自分を見捨てることを聞いた後、精神が遂に崩壊し、躊躇無く自殺する。
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