商品展開及び概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 14:12 UTC 版)
「トランスフォーマー キスぷれ」の記事における「商品展開及び概略」の解説
「バイナルテック・アスタリスク」と同じくトランスフォーマーと女性フィギュアのセット商品。フィギュアのデザインと原型は大嶋優木が担当。タカラトミー監修のもと、大嶋優木は本シリーズの設定やストーリーの原案、商品パッケージのイラストやコミック執筆など、ほぼ全ての製作に携わる。「トランスフォーマー」と「萌え」の融合という企画案は、タカラトミー初であり、依頼を受けた大嶋優木自身も当初困惑したと語っている。 このシリーズでは、トランスフォーマーはキス・プレイヤーと呼ばれるパートナーの女性キャラとキスする事によって融合し、新たな能力を得る事が出来るという設定。玩具にダイキャストは用いられていないが、海外版と比べて大幅に彩色部分が増加している。各商品にドラマCD付き。 玩具の販売に先んじて、萌えドルりりあんがメインパーソナリティを務めるラジオ番組「りりあん 萌えっちゃお」内でTF史上初のラジオドラマがスタートした。さらに同番組の終了後は、トランスフォーマーをメインに据えた初のラジオ番組「トランスフォーマー キスぷれ TF情報局」がスタート、ラジオドラマは同番組内で引き続き継続放送された。また、月刊コミック電撃大王誌にて大嶋優木によるコミック版の短期集中連載(全3話)、電撃ホビーマガジン誌においても関連企画『トランスフォーマー情報管理局テレトラン15GO!GO!(いちごごー!ごー!)』が連載された。これら玩具付属CD収録のドラマ、ラジオドラマ、コミックは全て一本軸のストーリーを時間軸をバラバラにして展開し、それぞれが内容を補完し合うという手法が採られている。 2006年8月25日に秋葉原にて「りりあん 萌えっちゃお」の公開録音が行われ、会場でラジオドラマが収録された。 2007年3月18日に東京トイフェスティバル内で「トランスフォーマー キスぷれTF情報局」の公開録音が催され、この日の為に制作された「キスぷれ紙芝居」や、声優による生歌ライブが披露された。 2007年3月26日放送のラジオ番組「トランスフォーマー キスぷれTF情報局」内のドラマ最終回をもって、キスぷれの物語は終結を迎えることとなった。 2007年夏にコミケやワンダーフェスティバル等の各種ホビーイベントにおいて、メディアワークスより「キスぷれ・15GO!GO!」特別冊子が限定販売された。本書には上記の電撃各誌のコミック版の再録や、本編中では語られなかった裏設定や初期イラスト、時系列にそったエピソード解説などが収録されている。
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