和気神社とは? わかりやすく解説

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和気神社

読み方:ワキジンジャ(wakijinja)

教団 神社本庁

所在 鹿児島県姶良郡牧園町

祭神 和気清麿


和気神社

読み方:ワケジンジャ(wakejinja)

教団 神社本庁

所在 岡山県和気郡和気町

祭神石別命 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

和気神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/11 23:12 UTC 版)

和気神社

拝殿

幣殿・釣殿・拝殿
所在地 岡山県和気郡和気町藤野1385
位置 北緯34度49分13.2秒 東経134度10分32.4秒 / 北緯34.820333度 東経134.175667度 / 34.820333; 134.175667座標: 北緯34度49分13.2秒 東経134度10分32.4秒 / 北緯34.820333度 東経134.175667度 / 34.820333; 134.175667
主祭神 鐸石別命、弟彦王、清麻呂命ほか
社格県社
創建 不詳(天正19年(1591年)現在地に遷座)
地図
和気神社
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和気神社(わけじんじゃ)は、岡山県和気郡和気町にある神社旧社格は県社。和気氏発祥の地、和気清麻呂生誕地にある和気氏の氏神として知られる。

祭神

主神
  • 鐸石別命(ぬでしわけのみこと)
配神
  • 弟彦王(おとひこおう)
  • 和気清麻呂
  • 和気広虫姫命
  • 佐波良命(さわらのみこと) - 清麻呂の高祖父
  • 伎波豆命(きはずのみこと) - 清麻呂の曾祖父
  • 宿奈命(すくなのみこと) - 清麻呂の祖父
  • 乎麻呂命(おまろのみこと) - 清麻呂の父
相殿

概要

同地は和気氏の発祥の地であり、和気氏の遠祖である鐸石別命(ぬでしわけのみこと)を氏神として祀ったのが起源とされる。創建年代は不詳。天正19年(1591年)に社殿が水害に遭い現在地に遷座した。

明治42年(1909年)和気氏の祖先で鐸石別命の曾孫にあたる弟彦王(おとひこおう)、和気清麻呂、和気広虫も祭神として加えられた。また国造神社に祀られていた佐波良命、伎波豆命、宿奈命、乎麻呂命が合祀された。

大正3年(1914年)和気神社と復称。大正8年(1919年)応神天皇を相殿として祀り、県社に列した。県社ながら、昭和天皇の岡山行幸の際には幣帛を賜わるなど、官国幣社と同等に扱われた。

境内

表参道、左手に和気清麻呂像
随神門

拝殿前には全国的にも珍しい狛猪がある。猪が清麻呂の宇佐神宮参拝の際に護衛を行ったり、足を患った際に霊泉に案内したとされることから、清麻呂の守護とされてきたことに由来する。

現存の社殿は、明治18年(1885年)より順次建て替えられている。邑久大工の田淵耘煙斎勝義の手によるもので、本殿・幣殿・釣殿・拝殿・随神門が一連の作となっている。明治の建築とはいえ、邑久大工の代表的な建築様式であり、装飾彫刻類もすばらしく、和気町指定文化財になっている。

表参道脇には和気町歴史民俗資料館が設けられている。

  • 本殿
  • 幣殿・釣殿・拝殿
  • 天神社(天満宮)
  • 絵馬殿
  • 社務所
  • 茶室
  • 大猪殿
  • 随神門
  • 郷土芸能伝承館
  • 和気町歴史民俗資料館
  • 秋江園(社叢

宮司

社家は、小森家で清麻呂の末裔と伝わる。清麻呂の姉 広虫が孤児を育て子供を守った事に因んで、孝明天皇より「小森(子守)」姓を賜ったといわれている。

現地情報

所在地
交通アクセス
周辺

隣接する藤公園には日本一の藤棚があり季節には行楽客で賑わう。

参考文献

  • 岡山県高等学校教育研究会社会科部会歴史分科会/編 『新版 岡山県の歴史散歩』 山川出版社 1991年 60ページ

関連項目

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