名演奏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 15:13 UTC 版)
「天理高等学校吹奏楽部」の記事における「名演奏」の解説
同校は戦後コンクールが再開されて以降、常に全国大会に出場してきた常連校であり、名演奏と謳われる演奏も再開された初期から多く演奏している(初代指揮者・矢野清の「フィンランディア」(1951年)、歌劇「イル・トロヴァトーレ」(1953年)、「ルーマニア民族舞曲」(1956年)、「フランス組曲(ミヨー)」(1960年)、「サンタ・フェ物語」(1964年) 2代指揮者・谷口眞の「吹奏楽のための交響曲」(1970年)、「メキシコの祭り」(1972年)、「2つの交響的断章」(1977年)など)。 3代指揮者の新子菊雄はとりわけ多くの名演奏を残しており、「ハムレットへの音楽」(1979年)、課題曲「オーバー・ザ・ギャラクシー」(1980年)、「オセロ」(1981年)、「フェスティヴァル・ヴァリエーション」(1984年)、課題曲「波の見える風景」・「セント・アンソニー・ヴァリエーション」(1985年)、「ディオニソスの祭」(1988年)、課題曲「マーチ・エイプリル・メイ」(1993年)、「3つの交響的素描『海』より風と海の対話」(1993年、2003年)、課題曲「雲のコラージュ」・「スペイン狂詩曲より祭」(1994年)、といった名演奏を残している。中でも1985年の「セント・アンソニー・ヴァリエーション」は作曲者ウィリアム・ヒルの承諾を得て大きく改編したものが同校の演奏で一気に有名になり、現在では「セント・アンソニー・ヴァリエーション」といえばこの天理バージョンを指すことが多い。
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