各地の竹輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 22:58 UTC 版)
大手メーカーの竹輪では、煮込み用の大きいサイズ(焼色が全体に点在する)と、主に生食用の長さ太さ共に小さいサイズ(長手方向の中央付近に焼き色がつく。5本入りなどで販売される)とがある。 青森県では、牡丹焼きといわれる独自の製法で製造される「ぼたんちくわ」(牡丹ちくわ、ぼたん焼きちくわ)がある。原料は主にスケトウダラ。焼き上がりが牡丹のような鮮やかな斑柄の仕上がりとなる。発祥は宮城県石巻市である。 千葉県の銚子市では、ちくわぶの原型とされる歯車型の断面を持つ「白ちくわ」が現在も製造されている。 島根県の野焼きちくわ、広島県竹付き鯛ちくわ、岡山県の豆ちくわ、山陰の手握りちくわ、とうふ竹輪、あご竹輪、熊本県の日奈久ちくわ、愛知県の豊橋竹輪、徳島県の竹ちくわなど、日本では各地で作られる。下関市では、通常のチクワ、竹チクワのほかイワシのすり身で作る灰色のチクワがある。 鳥取県東部と長崎県の一部ではすり身に豆腐を加えたとうふちくわが製造されている。 ビタミンA、ビタミンEなどを含んだ魚油が添加された「ビタミンちくわ」が、特に長野県ではよく消費されている。スギヨ(石川県)が1952年に開発したもので(能登スギヨ、ちくわ百年物語)、愛知県ではヤマヨ食品(「丸辰」ビタミンちくわ)などが製造しており、大手の紀文食品も長野県向けに「ビタミンちくわ」を販売している。いずれも長野県外での生産であるが、生産地よりも長野県での消費が多いのが共通した特徴である。 愛媛県八幡浜市の「皮ちくわ」は、すり身を用いない。魚の鱗を落とし身を取り去った後に残る皮を10本程を竹に巻き、焼き上げたもので、味わいが異なる。エソやタイなどの皮を用いる。 愛媛県四国中央市には、魚肉以外に、エビのすり身を数%加えた「えびちくわ」がある。 徳島県小松島市の名産品に竹に魚のすり身を巻きつけて焼き、竹を抜かない竹ちくわがある。 日本以外では中華人民共和国などで製造されている。
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