牧会
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牧会(ぼっかい、英:pastoral care)とは、キリスト教の中で、プロテスタントおよび正教会[1]における、牧師・司祭のミニストリー、人間の魂への配慮である。
医学、心理学など世俗の用語としても使われ、英語からパストラルケアとも音写される。
プロテスタント
牧師のおもな役割は神のみことばの説教である。
キリスト教の神学では、実践神学の牧会学(牧会神学、Pastoral Theology)に含まれる。ジャン・カルヴァンの神学においては、悔い改め、新生 (キリスト教)、聖化と関わりがあった。改革派教会においては、恵みの手段であり、また訓練・戒規とも関わりがある。
ルーテル教会では教理。改革派では教会の訓練。敬虔主義では個人の魂の問題。医学・心理学では治療が重んじられる。
20世紀から牧会心理学(Pastoral psychology)の研究がなされるようになった。パストラルケア、スピリチュアルケアとして、神学から離れて用いられる場合もある。
使徒パウロが記した第一テモテ、第二テモテ、テトス書は牧会書簡と呼ばれる。
正教会
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脚注
- ^ 著:ジョン・メイエンドルフ、発行:東京正教神学院同窓会『正教会の結婚観』52頁、62頁 1993年4月18日復活大祭発行
- ^ カトリック横浜教区 中信地区共同宣教司牧委員会[リンク切れ]
- ^ 日本聖公会 北関東教区 - 聖公会とは
参考文献
関連項目
司牧
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1972年4月英知大学文学部神学科講師となる。同年から1987年まで新共同訳聖書旧約聖書の翻訳作業。1974年英知大学文学部神学科助教授となる。1975年尼崎教会助任司祭。1980年東京カトリック神学院モデラトール。1982年英知大学教授。1995年岡山ノートルダム清心女子大学大学院嘱託講師。2005年カトリック箕面教会主任司祭。2013年カトリック関目教会主任司祭(大阪梅田ブロック共同宣教チーム担当司祭) 『私たちにとって聖書とは何なのか』は、カトリック新聞に連載されたもので、カトリックの聖書霊感論の歴史を辿っている。 2000年8月6日御変容の祝日の教皇庁教理省宣言『ドミヌス・イエズス-イエス・キリストと教会の救いの唯一性と普遍性について-』について、カトリック中央協議会と世界教会協議会(WCC)は抜粋しか公開しておらず、WCCの抜粋はエキュメニズムを強調しているが、エキュメニズムは宣言の中心的メッセージではないため、全文翻訳をWebに公開している。
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