史料による事績とは? わかりやすく解説

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史料による事績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 14:20 UTC 版)

胆沢阿奴志己」の記事における「史料による事績」の解説

類聚国史延暦11年1月11日ユリウス暦792年2月7日)条にのみ見える。それによれば斯波志波)の夷である胆沢公阿奴志己等は使者陸奥国府に送り王化帰したい日頃考えているが、伊治の俘等が道を遮っているので、国家の力でそれらを制して蝦夷帰降するための「降路」を開いて欲しいと申し出た陸奥国司阿奴志己等に物を与えて放還したので、報告受けた政府は「夷狄の性、虚言にして不実なり。常に帰服称すれども、唯に利のみ是れ求む。今より以後、夷の使者有れども、常賜に加ふること勿れ」と命じている。

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史料による事績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 07:35 UTC 版)

爾散南阿波蘇」の記事における「史料による事績」の解説

類聚国史延暦11年7月25日ユリウス暦792年8月17日)条に見える。それによれば、夷(えみし)爾散南公阿波蘇王化慕って入朝したいと望んだところ、それを嘉しとした朝廷入朝許して路次の国では壮健の軍士300をもって国境迎接し、国家威勢を示すよう命じた阿波蘇王化申し出る半年前、『類聚国史延暦11年1月11日ユリウス暦792年2月7日)条では、胆沢公阿奴志己等が陸奥国府に使者送り王化帰したいので蝦夷帰降するための「降路」を開いて欲しいと申し出たが、陸奥国司阿奴志己等に物を与えて放還し、朝廷今後蝦夷に物を与えないよう命じている。阿奴志己申し出た1月時点阿波蘇申し出た7月以降では、王化帰したいと願う蝦夷対す政府取り扱い変化している。 『類聚国史延暦11年11月3日ユリウス暦792年11月21日)条によれば阿波蘇は宇漢米公隠賀や俘囚吉弥候部荒嶋とともに長岡京へと入京し、朝堂院饗応を受けるとともに荒ぶる蝦夷手懐けた功を賞されて、阿波蘇蝦夷爵の第一等を授けられ天皇今後忠誠を尽くすよう宣命をのべた。

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史料による事績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/09 18:14 UTC 版)

志良須宇奈古」の記事における「史料による事績」の解説

秋田城停廃をめぐる『続日本紀』宝亀11年780年8月23日条にのみ見える。この頃陸奥国では蝦夷との戦争宝亀の乱)が激化し3月には東北経営中心拠点たる多賀城一時陥落する事態にまで至っていた。 その時、「狄志良須俘囚宇奈古等」が、「己らは官威に拠って久しく城下にある。今、この秋田城はついに永く棄てるところとなるか。また元のように交代制で保つことになるのか」と訴えでた。出羽国鎮狄将軍安倍家麻呂は、これを都に報じて対応を問うた。朝廷秋田城多少の軍士を派遣して守らせ、国司のうち一人専門にあたらせよと命じ、また由理柵の守備についてあわせて指示した。そして、狄俘と百姓によく尋ねて彼らとこちらの利害つぶさに言え、という答え下したこの後やりとり伝わらないが、秋田城国司一人、「介」を常駐させて保たれた。

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