爾散南阿波蘇とは？わかりやすく解説

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爾散南阿波蘇

(爾散南公阿波蘇から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/09 07:35 UTC 版)

爾散南阿波蘇（にさなのあわそ、生没年不詳）は、古代東北地方の人物。姓は公。爾散南は地名であり、公は古代日本の律令国家（朝廷）で認めた蝦夷（えみし）の族長の尊称である。胆沢の蝦夷である大墓公阿弖利爲と同時期の蝦夷族長であったとみられている。

原典

^ 『類聚国史』延暦十一年七月戊寅（二十五日）条
^ 『類聚国史』延暦十一年正月丙寅（十一日）条
^ 『類聚国史』延暦十一年十一月甲寅（三日）条

注釈

^ 王化とは、王者の徳の恩恵に浴すること。
^ 『続日本紀』宝亀8年（777年）3月是月条に「陸奥の夷俘の来り降る者、道に相望り」とあるなど、陸路を歩行して国府や城柵へ達すること自体が服属儀礼の重要な一部分であると認識されていた。

出典

^ ^a ^b ^c 高橋 1986, pp. 127-128.
^ ^a ^b 樋口 2013, pp. 250-253.
^ 高橋 1986, pp. 126-127.
^ 樋口 2013, pp. 249-250.

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