参戦メーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 05:12 UTC 版)
「ドイツツーリングカー選手権」の記事における「参戦メーカー」の解説
2000年のシリーズ発足当初からメルセデス、オペル、アウディというドイツを代表する3メーカーが参戦し(当初はザクスピードが開発したボルボS80をベースに製作されたマシンが参戦予定でテストが進められていたが参戦に至らず)、激戦を繰り広げていた(ただし、正確にはアウディのワークス参戦は2004年から。それ以前はプライベーターのチーム・アプトが、TTクーペに無限エンジンを搭載し参戦していた)。2005年よりMGローバーが新たに参戦する予定だったが、シーズン開幕直前に起こった同社の経営破綻により結局参戦を取りやめている。またオペルも2005年限りで撤退し、2006年から2011年までの6年間はメルセデス、アウディの2メーカーによる参戦が続いていた。 1994年シーズンを最後にDTMから撤退したかつての雄BMWは、2007年に発表したスポーツカーBMW M3 セダンがDTMのレギュレーションに合致していた事から(2011年シーズンまで参加車両は4ドアセダンに限定されていた)、このM3 セダンを駆ってDTMへ復帰するのではないかと噂されていた。しかし、度々参戦を噂されながらもなかなか参戦に踏み切らないまま、DTMのレギュレーションがGrand-AMやSUPER GTと歩調を合わせる方向で変更され、2012年シーズンよりDTMの参加車両が再び2ドアクーペに統一されることになった。これによりBMWはM3 セダンではなくM3 クーペ(レース用車両E92型M3 DTM)を駆って2012年シーズンからDTMに参戦することになった。 2012年シーズン以降のDTMは、メルセデス、BMW、アウディ(フォルクスワーゲングループ)といったドイツを代表する自動車メーカーが久方ぶりに揃い踏みした選手権となり、2012年はBMWが復帰初年度にしてドライバー、チーム、マニュファクチャラーの三冠を達成した。 メーカー間の競争の激しさが政治性の強さにも繋がっている。ダニエル・ジュンカデラはメルセデスが予めチャンピオンにする一人を決めておき、残りはデータ取りやサポートに徹している内情を暴露した。またBMWのマーティン・トムチェクも、DTMから離れる理由として「あまりに政治的になりすぎた」ことを述べている。 2018年限りでメルセデスが撤退するものの、2019年からスイスのRモータースポーツがアストンマーティン・ヴァンテージで新たにDTMに参戦することになり3メーカー体制が維持された。 しかし、そのRモータースポーツが参戦からわずか1年でまさかの撤退。さらに加えて、アウディも2020年限りでの撤退を決定した。
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参戦メーカー
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「世界ツーリングカー選手権」の記事における「参戦メーカー」の解説
F1と異なり、プライベーター供給されているマシンが多いのが特徴である。2017年にマニュファクチャラー(ワークス)登録で参戦していたのはホンダとボルボのみで、シトロエン、ラーダ、シボレーはインディペンデントチームで参戦していた。 かつてはBMW、アルファロメオ、セアトなどの他、プライベーターがフォード車を改造して参戦していた。 またプライベーターチームとそのドライバーには、WTCCトロフィー(ヨコハマトロフィー)が設定された。
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