LMDh規定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 18:42 UTC 版)
2020年9月にACOとIMSAが発表した『LMDh』のレギュレーションは以下の通り。 車重は最低1030kgでLMHと同じ。 内燃エンジン出力は最高630hp。ハイブリッドの場合、これにボッシュ製の50kW(67hp)の電気モーターを搭載する。モーターの回生能力は最大200kW。 バッテリーはウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングのワンメイク。またハイブリッドシステム全体に30万ユーロのプライスキャップが定められる。さらにハイブリッドシステムのソフトウェアは主催者によってロックされる。 LMDh車両はダウンフォース:ドラッグの比が4:1と定められる。ホイールベースは全車共通の3150mm、全長は5100mm以下、全幅2000mm以下。 シャシーコンストラクターは認可を受けた4社(オレカ、リジェ、マルチマティック、ダラーラ)のみ。ギアボックスはエクストラックが一括して供給する。現時点でポルシェとアウディがマルチマティック製シャシーを使用することが発表されている。 エンジン部分を除くコストは約100万ユーロを想定。 参戦メーカーポルシェ(マルチマティック) アウディ(マルチマティック) アキュラ BMW キャデラック アルピーヌ
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