LMFの目的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 02:03 UTC 版)
「Lexical Markup Framework」の記事における「LMFの目的」の解説
LMFの目標は、語彙に関する言語資源 (語彙資源) の作成や利用に関する共通的なモデルを提供することである。これにより、語彙資源の間でのデータの交換や、多数の電子的な資源のマージが可能となる。 LMFは、単言語、二言語、多言語の具体的な語彙資源を扱うが、語彙資源の規模、複雑さ、文字言語・音声言語の別を問わず、同じ仕様が適用される。LMFの規定は、形態論的情報、意味論的情報からコンピュータによる翻訳支援に及ぶ。また、カバーされる言語は西欧系の言語に限らず、全ての自然言語である。さらに、ターゲットとする自然言語処理の応用の種別に限定されることもない。LMFによって、WordNet、EDR、PAROLEといった多くの既存の語彙資源や辞書を表現することが可能である。
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