南部重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/01 01:46 UTC 版)
南部康雄の実家である工業会社。ヤマトの主砲やコスモガンの製造を行っており、主砲塔内には銘板も存在する。上述の通り、劇中では康雄が御曹司であるという描写は一切なく、南部重工自体も登場しないため、資料上のみの裏設定となっていた。しかし、後年の作品では明確に描写されるようになっている。 PSゲームシリーズでは「南部重化学工業」という名称で登場する。PS版『宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル』では、シナリオ1「太陽系」における波動砲試射時やシナリオ9「マゼラン宙域」における工場要塞攻略時に、南部が軍需メーカーの御曹司ゆえの苦悩を語っている。PS2版『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶』のプロローグムービーでは、南部重工の所有するドックでヤマトの修理を行っている。 リメイクアニメシリーズでは、「南部重工大公社」という名称で登場する。経営者は康雄の父である南部康造。大手軍需メーカーであり、関連企業に戦艦キリシマを建造した「南部造船」や、ヤマトの主砲の三式融合弾の時限信管などを製造した「南部火工株式会社」などが存在する。劇中では前述の三式弾や波動防壁用のコイルなど、ヤマト艦内の各所に関連企業の銘やロゴが見られる。『2202』では「南部重工エクスプレス」という輸送企業も新たに登場。第2話での輸送船きさらぎおよび100式空偵、第4話でのヤマト旧乗組員が海底ドックに集結する際に乗ったトラックに社名が表記されている。
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